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足裏、足指の間の痛みやしびれ 神経鞘腫(モートン病)とは

モートン病、モートン神経腫とも呼ばれるこの「神経鞘腫」は、足の裏にある瘢痕化した神経組織で、部位では中指と薬指の間が最も多いとされています。この良性神経性腫瘍の原因のひとつは、つま先が細く、ヒールが高い靴を履いたり、外反母趾といった足の骨や筋肉への過剰な圧迫で、炎症を起こすことがあります。

「靴下に小石が入ったような感じ」
聞くと、何でもないことのようにも聞こえるこの感覚。が、神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)/モートン病を経験したことのある人なら、これがただ事ではない状況であることがわかるはず。

 

一般的な症状:
  • 足裏に小石のような塊がある感覚
  • 足指の間のしびれや痛み(主に中指~薬指の間)
  • つま先立ちや足を踏み出す時の鋭い痛み

 

症状を引き起こす一般的な要因:
  • 足指が広がるのを妨げ、中足骨頭部を圧迫するような足幅の狭い靴
  • 外反母趾や、外反母趾に合わない靴
  • 内在筋や筋膜の癒着や制限
  • 筋膜に負担をかけやすい不安定な足の状態

 

 

神経鞘腫に対する伝統的な保存療法には、注射、外部適用装置、理学療法などがありますが、その成功率はさまざま。
そこで、今回は神経鞘腫の痛みを和らげるため、伝統的な治療法以外の方法をご紹介します。

 

 

 

足指をストレッチ

まず、これは驚く人は多くないと思います。足指セパレーターを用いて足指のストレッチを行うことも非常に良いでしょう。

足指セパレーターを継続的に使用すると期待できること:
  • 足指と前足部周辺の細かい筋肉をストレッチする
  • 足指の自然なアライメントを維持し、足の圧迫を最小限に抑える
  • 前足部の循環をサポートする

ナボソの足指セパレーター、スプレイもオススメです。足指セパレーターその名の通り足の指を広げ、前足部のスペースをサポートするため、靴の中で1日中装着することができるのが理想的。そのためには、より幅広で自然な形の靴を履くのがよいでしょう。

 

 

 

 

 

リカバリーのためのリリース

体内の循環やリンパの流れを意識してマッサージを行うこともよいでしょう。

毎日のフットリリースの取り入れと意識すること:
  • 疲れた足の筋肉のマッサージ
  • 神経鞘腫周辺の筋膜組織
  • 足の内在筋の循環をサポート

半分に割ったナボソ ニューロボールに両足で乗り、足裏の5ヵ所を刺激するフットリリースもオススメです。その際、ニューロボールの中にある黒い小さなボール「RADマイクロ」を使うのもお忘れなく!

 

 

 

 

刺激してからの強化

最終ステップは、足の筋肉を活性化し、強化すること。そもそも神経鞘腫になる原因として、足の安定性の低下が考えられます。

不安定な足、過可動性の足、感覚の鈍い足はすべて、足の小指の関節の周囲で起こる反復的なストレスをサポートすることが難しくなっています。そのため、クッション性のないインソールを用いることで足を安定させることをオススメします。

テクスチャーインソールを靴に入れることで期待できること:
  • 足の裏の細かい神経、感覚を目覚めさせる
  • 感覚入力の向上による内在筋の強化
  • 足の循環を最適にサポート

足裏への刺激にはナボソ アクティベーションインソールを活用することもできます。このインソールの最大の特長は、既存のアーチサポートや装具の上から装着できること! ご自身の靴の形に合わせてインソールをカットし、靴に滑り込ませ、そのまま使用できます。

 

ナボソアクティベーションインソール

 

 

これらは神経鞘腫の症状をサポートする良い方法です。他の治療と並行して行うことができるかどうかは医師にご相談くださいね。

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  3. 執筆:Dr. Emily Splichal
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