執筆:R-body

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ふらつき、転倒、歩行困難…… 加齢とともに衰えるバランス感覚にアプローチ

ふらつき、転倒、歩行困難…… 加齢とともに衰えるバランス感覚にアプローチ

年齢とともに鈍くなる足裏の感覚 足裏や手のひらにはたくさんの感覚(振動、圧、凹凸など)を受け取るセンサー、感覚受容器が存在します。 それらの鋭敏さは加齢とともに減少するという報告もされています。 年齢とともに片脚で立つとふらつきやすくなった、という経験はないでしょうか。 片脚で立つという動作は、視覚や足裏の感覚などを脳が処理して成立しています。そのため、足裏の感覚が鋭敏であるほど、バランスも取りやすくなります。...

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足の悩み代表選手、 外反母趾 。またの名を “ミスマッチ病”

足の悩み代表選手、 外反母趾 。またの名を “ミスマッチ病”

”ミスマッチ病” ――それは『人体六〇〇万年史ー科学が明かす進化・健康・疾病』 (早川書房)に書かれている言葉です。 この本では以下のように紹介されています。 「非力なヒトはなぜ厳しい自然界を生き残れたのか。走る能力の意外な重要性とは何か。 脂肪が健康を害するなら、なぜヒトの体は脂肪が溜まりやすくできているのか。 2型糖尿病など、現代人特有の病はそもそもどうして現れたのか・・・。 人類進化の歴史をさかのぼることは、不可解な病がどこから来たのかを教え、 ヒトの未来を占うことにもつながる。」 進化生物学者リーバーマン氏の著書です。...

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