この記事の要約
走るたび、足は地面から大きな力を受け取っています。大切なのは、衝撃そのものを避けることではなく、足裏から得られる情報をもとに身体が着地に対応すること。ナボソでは、ランニングを筋力やフォームだけでなく「感覚」の視点からも捉えています。本記事では、着地と足裏感覚の関係や、走る前にできる足元からの準備についてご紹介します。
目次
ランニングについて調べると、
「どんなシューズを選べばいい?」
「かかと着地と前足部着地、どちらがいい?」
「走る前にはどんなストレッチをすればいい?」
さまざまな情報が出てきます。
どれも大切な視点ですが、もうひとつ注目したいのが、足が地面に触れた瞬間、身体がその衝撃にどう対応しているかということ。
走るたびに足は地面から力を受け取り、その情報をもとに身体は次の動きへとつなげています。
今回は、ランニングを「足裏感覚」という少し違った視点から見ていきましょう。
ランニングで身体はどんな衝撃を受けている?
歩くときよりも、ランニングでは着地のたびに身体へ大きな力が加わります。
ナボソ創設者である米国足病医・動作スペシャリストのDr. エミリーによると、ランニングでは着地のたびに体重の約3〜4倍の力が身体に加わるとされています。
大切なのは、「衝撃=悪いもの」と考えないこと。
私たちの身体は、走る・跳ぶ・着地するといった動きの中で力を受け取り、それに対応しています。
だからこそ注目したいのは、衝撃をなくすことではなく、身体がその力をどう感じ、どう反応しているかなのです。
走ることは「感覚を使う」動作でもある
ランニングというと、脚力や心肺機能、フォームなどに目が向きがちです。
でも、走ることは同時に感覚を使う動作でもあります。
地面が硬いのか、やわらかいのか。
足のどこから地面に触れているのか。
こうした情報を受け取る入口のひとつが、足裏です。
足裏には、圧力や振動、接地の変化などを感じる受容器が存在します。
そして、走っているときに私たちは、
地面に触れる → 感じる → 身体が反応する
という流れを、意識して考えるよりも先に繰り返しています。
Dr. エミリーが重視しているのが、Reflexive Stability(反射的な安定性)という考え方です。
これは、外から入ってくる情報に対して、身体が自動的に姿勢や動きを調整していくこと。
走るときも、地面に触れた足から得られる情報をもとに、足首や膝、股関節などが連動しながら次の動きへつながっていきます。
ランニングでは「どれだけ強いか」だけでなく、地面の情報を感じ、それに身体が反応することも大切な視点です。
足裏感覚について、さらに知りたい方へ
走る前に、まず足裏を感じる
ランニング前、シューズを履いてすぐに走り始めていませんか?
Dr. エミリーが提案しているのが、
Barefoot Before Shod
シューズを履く前に、まず裸足で身体を動かすという考え方です。
裸足で走ることが目的ではありません。
例えば走り始める前に、
- 裸足で立ち、足裏が床にどう触れているか感じる
- 片足でバランスを取ってみる
- ショートフットを行う
など、足元に意識を向けてからシューズを履く。
筋肉を疲れさせるためではなく、身体を動かす前に、足元から準備する時間として取り入れます。
ショートフットは、足指を強く丸めるのではなく、足裏の小さな筋肉を意識しながら足の土台をつくるエクササイズです。
ショートフットを詳しく知る
着地は「かかと?前足部?」だけで考えない
ランニングでは、
「かかと着地がいい」
「前足部着地がいい」
と、足のどこから地面に着くかが話題になることがあります。
しかしDr. エミリーは、着地点だけではなく、身体全体がどのように着地しているかを見ることが大切だと考えています。
足が地面に触れた瞬間、足首や膝はどう動くのか。
身体はどう力を受け止め、次の一歩へつなげるのか。
ランニングは、足だけで完結する動作ではありません。
足元から入った情報が、身体全体の動きにつながっている。
だからこそ、着地する場所だけではなく、「身体がどう反応しているか」という視点も持っておきたいところです。
ランニング前後に取り入れたいナボソのアプローチ
ランニングのために特別なことを増やさなくても、いつものルーティンに「足裏を感じる時間」を加えることはできます。
シューズの中に|足裏への感覚を取り入れる
ナボソ アクティベーションインソール
シューズの中でも足裏への感覚を取り入れたい方に。薄型で、日常や運動時にも取り入れやすいインソールです。
ナボソのアイテムは、足裏を感じ、自分の身体に意識を向けるためのツールとして、いつものランニングルーティンに取り入れることができます。
FAQ|ランニングと足裏感覚
Q. ランニングでは、なぜ足裏感覚が大切なのですか?
足裏は、地面の硬さや圧力、接地の変化などを感じ取る場所のひとつです。走るときも、こうした情報は身体が次の動きに対応するための手がかりになります。
Q. ランニング前に裸足になる必要がありますか?
必ずしも裸足で走る必要はありません。裸足になることは、足裏や足指の状態に意識を向ける方法のひとつです。安全な場所で数分立ったり、軽く動いたりするところから始められます。
Q. かかと着地と前足部着地、どちらがよいですか?
着地する場所だけで一概に判断することはできません。足だけでなく、足首・膝・股関節を含め、身体全体でどのように着地し、次の動きにつなげているかを見ることも大切です。
Q. ショートフットはランニング前にもできますか?
ショートフットは、足裏の小さな筋肉を意識する基本的なエクササイズです。走る前に足元へ意識を向ける方法のひとつとして取り入れることができます。
まとめ|走ることを、足元から考えてみる
走るという動作は、ただ脚を前へ運ぶことではありません。
地面に触れる → 感じる → 身体が反応する → 次の一歩へつなげる
その繰り返しです。
筋力やフォームだけではなく、「自分の足が地面をどう感じているか」にも目を向けてみる。
次に走るときは、シューズを履くその前に、まず数分、自分の足裏が床にどう触れているか感じるところから始めてみませんか。
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※本記事は、ランニングや身体の使い方に関する一般的な情報提供を目的としています。特定の効果やケガの予防を保証するものではありません。痛みや強い違和感がある場合は無理に運動を続けず、必要に応じて専門家にご相談ください。








