
STORY 2023年1月号
掲載企画:“全身整う” インソール
掲載商品:ナボソ アクティベーションインソール、ナボソ スプレイ
STORY 2023年1月号
発売日:2022年12月1日
発売元:光文社
掲載企画:“全身整う” インソール
掲載商品:ナボソ アクティベーションインソール、ナボソ スプレイ
STORY 2023年1月号
発売日:2022年12月1日
発売元:光文社
たしかに子ども靴はかわいいのですが、一方で裸足で歩いたり遊んだりすると、足の裏にある何千もの神経にアクセスできます。この足と地面の直接の接触には、信じられないほどのメリットがあります。以下は、子どもが靴を履かないことから期待できる主なベネフィットの一部です。
過去30年以上にわたり、靴の着用が足の発達に悪影響を及ぼす可能性があることが様々な研究によって示されてきました。早い時期からのサポート目的のフットウェアは、将来のアーチの発達とダイナミックな足の機能に必要な自然な内在筋の強化を遅らせる可能性があります。
「Bone and Joint Journal」に掲載された研究によると、つま先がある靴を履いている子供は、サンダルを履いたり裸足で歩いたりする子どもよりも、偏平足になる可能性が高いことを示唆しています。
子どもたちは成長著しく、たくさんの運動プログラミングを行っているため、靴の影響は大人よりも子どもの方が大きくなる可能性があります。たとえば、子どもは3歳から9歳の間に足のアーチを発達させます。これは、子どもにとってアーチサポートの必要がなく、実際にはそれが有害である可能性があることを意味します。
足の下の地面を感じると、足の神経刺激が増加し、全体的な神経活性化が高まります。子ども (大人と同様) は、自分が歩く地面の情報を受け取ります。足の裏には、感覚情報を脳に送るように設計された神経終末が豊富にあります。この情報は、正確な筋肉の反応を準備するために使用されます。
裸足での刺激は、足と脳のつながりを強化します。これは、固有受容感覚と機械受容感覚を増加させることを意味します。固有受容感覚とは、空間における私たちの体の動きと位置を知覚する能力です。体内のこれらの受容体は、動きや圧力によって活性化され、体の位置と向きを脳に伝えます。
足の感覚刺激は生涯を通じて重要ですが、幼児期は神経可塑性のピークであり、神経発達の期間であるため、特に刺激を与えることが重要です。脳の約 90% は生後6年間で発達します。子どもの神経経路が形成され、足からの刺激を含む刺激に反応して変化するのはこの時期です。
裸足での刺激は身体への意識を高め、私たちがどのように歩き、体を動かすかを知ることにつながります。靴を履いていないと、脳は筋肉の収縮と弛緩の方法、および関節の働きから正常な動きのパターンを学習します。これは脳内に神経学的パターンを形成します。一種の「歩行記憶」です。
靴の早すぎる使用は、感覚刺激の低下により、自然な歩行パターンを歪める可能性があります。健全な成長のために、子どもの足は環境からすべての手がかりを感じる必要があります。足への刺激は、靴のバリアなしで足が地面に触れたときがベストタイミング。これにより、適切な姿勢、より良いバランスとコーディネーションに必要な自然な動きが促進されます。
子どもが足をコントロールできるようになると、動きがより安定します。そのため、ウォーキング、ランニング、クライミング、遊びがより安全になります。
脳、神経、筋肉にベネフィットをもたらすだけでなく、裸足で歩いたり遊んだりすることは、子どもにとって楽しいものですよね。それでは、子ども向けの裸足のアクティビティをいくつか見てみましょう。そして、靴を脱いで外出できないときに何を履くべきかを考えていきましょう。
Motherly の記事によると、子供が1日20分以上裸足で歩いたり遊んだりすることは良いとされています。靴を履かないというポリシーを持つことはいいですね。
裸足で歩く:
裸足で安全に歩ける場所なら、子どもが靴を履かずにいられるようにしましょう。子どもは大人の真似をするので、大人も靴も脱ぎましょう。砂浜と砂利のビーチなど、さまざまな触感が混在する表面を歩くことを選びましょう。または、森などの小道を裸足で歩きます。草、泥、枯れ葉、岩、木があれば尚良いです。これらのような触感は、子どもの素足を訓練し、踏むさまざまな表面に順応させます。そうすることで神経系を刺激します。
裸足で遊ぶ:
子どもたちが裸足で遊ぶと、走り回ったり、縄跳びをしたり、泥のプールに飛び込んだり、木登りがもっと楽しくなります。さらに、裸足で周りの環境を探索することは、筋肉と脳の発達に役立ちます。
子どものための裸足の感覚トレイルを構築:
子どもたちの裸足への刺激を高めるため に、庭に感覚にアプローチする散歩道を作るといいでしょう。 ロックマットやナボソ マット、土や芝まで、あらゆる面を演出。子どもたちの足に刺激的な環境を与えましょう。
室内でも屋外でも裸足でのらゆる動作における足の動きをサポート!
小さな足に適した靴を選ぶことは、子ども時代以降の足の問題を避けるために重要です。硬い靴は外反母趾などの変形を引き起こす可能性があります。または、けがや足の痛みを引き起こすことさえあります。これは、2007年にThe Footに掲載された調査研究の結論です 。
では、子どもにとってベストな靴とはなんでしょう? 子どものための理想的な靴は次のとおりです:
前述のように、裸足で歩くことは子どもにとってとても良いことです。しかし、それに近いような靴もOKです。さらに ナボソ インソールと組み合わせれば、バランス、足の強さ、可動性、足首のサポートに役立ち、素足で歩くことの次にいい環境が得られます。
米国特許取得済み(US 11,642, 279 B2)のテクスチャーデザイン
が足裏を刺激する全4種類の ナボソ インソール
ナボソの テクスチャーインソールは、足裏を刺激します。これにより、子どもの運動能力と認知能力の発達が期待できます。
子どもの素足を刺激する最善の方法は、靴を脱がせることです。裸足で歩くことによる足の刺激には、驚くべき効果があります。運動能力、脳、神経、筋肉にアプローチします。子どもが靴を必要とするときは、ナボソ インソールのようなインソールを入れた適切な靴を選んでください。裸足で歩くことのベネフィットはそのままに、靴を履くことでサポートも得られます。
正しい靴を履くことで、子どもたちはどこへでも出かけることができるでしょう。そう、安全に!
足が丈夫であることーーそれは、カラダの土台が丈夫であることを意味します。足には29以上の筋肉があり、丈夫で健康な足を維持するために、毎日できる大切なステップがあります。ナボソ創設者であるDr.エミリーが、“強い足” をつくるための5つの方法をご紹介します。
1日2回、5分間、ナボソ ニューロボールのようなツールを使って足のモビライゼーションを行うと、ストレスを解放するのによいでしょう。歯磨きやお皿洗いの際に、ピンポイントでのリリースを簡単に取り入れることができます。
ヨガやピラティスなど、毎日足を鍛えることは、体の土台を丈夫にするためのすばらしい方法です。足を鍛えるときは、体幹との連動や、呼吸も同時にフォーカスしてください。
1日15分のグラウンディング(大地とつながること)で、概日リズムをリセットし、地球の自然なパワーにつながることができます。グラウンディングは、芝生や土の上、そしてコンクリートの上でも行うことができます。
1日30分以上、感覚を刺激することで、私たちの神経系と動きがつながり続けることができます。ナボソ インソールのようなテクスチャーインソールを靴に組み込むと、さらに足裏を刺激することができます。
米国特許取得済み(US 11,642, 279 B2)のテクスチャー インソール
が足裏を刺激し、バランスや動作を1日中サポート
毎晩、乾燥した皮膚を取り除き、足にうるおいを補給することで、皮膚を柔らかくし、感覚を敏感にします。尿素や乳酸を豊富に含む製品を選ぶと、より効果的です。
小さな習慣でも続けることが、私たちのカラダ、健康、寿命に大きな影響を与えます。上記のヒントをご参考に、ぜひ毎日実践してみましょう!
人間の足は、1日に5,000回以上、歩く地面に適応し、衝撃を吸収し、私たちの一歩一歩を進めています。
このような基本的な動作は、どのような仕組みで行われているのでしょうか。
それが「プロネーション」です。
プロネーションは、足のロックを解除する動作と定義され、後足部と中足部の関節を含む複雑な3面の動きです。
プロネーションは、足の内側への回転、いわゆる外反、とアーチの低下を伴うのが一般的です。
この足裏のロックが解除されることで、足裏は衝撃力に対して可動性を持ち、減速することができるのです。
プロネーションは足の機能にとって重要なものですが、他と同様に、いきすぎると悪いことが起こります。
オーバープロネーションとは、ロック解除や外反の度合いが、衝撃力を吸収するために必要な範囲を超えている状態のことです。
オーバープロネーションには、以下のような要因があります。
※扁平足についての詳しい解説はこちら
足のプロネーションの程度が大きくなると、足の軟部組織にストレスがかかり、足底筋膜炎、後脛骨筋腱炎、内側足首の痛み、さらには外反母趾の原因となることがあります。
足部の統合的な機能により、足部のオーバープロネーションは、下肢や骨盤へのストレスも引き起こす可能性があります。
オーバープロネーションは、以下のような症状と関連することが少なくありません。
オーバープロネーションの原因によって、推奨されるケア方法は若干異なりますが、最も一般的なケア方法には以下のようなものがあります。
機能的に足を診察する場合、オーバープロネーションの原因にかかわらず、すべての患者が何らかの足の可動域エクササイズと強化プログラムを受けます。
足には日常的に要求されることが多いため、毎日朝晩5分間、ニューロボールのようなツールを使って足のマッサージを行うことが重要です。
さらに、片足立ち、ショートフットエクササイズ、ピラティスなど、集中的に足を強化することは、足の筋肉を連動させるための素晴らしい方法です。
扁平足が気になる方は、お近くの足の専門家にご相談されてみてはいかがでしょうか?
人間の足を思い浮かべてください。そこから、裸足で立っている人、そして裸足で歩いている人を思い浮かべてみてください。
足が地面に接地し、衝撃を受けて変形し、ほんの数ミリ秒後に再び安定し、押し出されるのが見えますか?
人間の動きを考えるとき、どうしても関節が動き、筋肉が収縮することに目がいきがちです。
また、足の機能についても、偏平足、ハイアーチ、回内、回外など、すぐにそのメカニズムについて考えてしまいます。
しかし、より深く人間の動きを科学すると、見た目だけではわからないことが見えてくるのです。
私はEBFA (Evidence Based Fitness Academy) グローバルの代表として講義をするときや、患者さんに話をするとき、足の機能(と機能障害)にはバイオメカニクスと神経筋の2つの側面があることをいつも強調します。どちらも足の機能において重要な役割を担っており、評価されるべきです。しかし、どちらかのアプローチだけ念頭に置いて足の痛みを治療することは、本質的に欠陥が生じてしまいます。
ほとんどの足病医の学校では、足の機能と足の病理学について、バイオメカニクスの観点のみから教えられています。つまり、すべての患者が足のモビリティをテストされ、アーチの高さと足のタイプを診るために静的に立つように言われます。このように足に焦点を当てたバイオメカニカルアセスメントと足の分類システムに基づいて、患者の怪我の原因や治療方法が決定されます。
その結果、動きをコントロールするためのフットウェアやカスタマイズされた装具が、バイオメカニクス視点からのコントロールや痛みを軽減することを目的として用いられるのです。
足部機能については、神経筋の観点から、感覚刺激と筋膜システムのサイエンスを組み込んでアプローチされるべきです。神経筋機能の場合、すべての患者は足底の機械受容器の感度と、足部と体幹のつながりを診ていきます。ミニマルフットウェア(より裸足に近い靴)の役割、筋膜リリース、呼吸パターン、代償パターン(より体の中心に近いところの)など、すべてが考慮されます。
では、どちらがより適切なのでしょうか?
それは人それぞれです。あるケースでは、よりバイオメカニクス的な影響が強く、またあるケースでは、より感覚的な影響が強くなります。 つまり、この2つのアプローチの組み合わせが、患者にとって最も良い結果をもたらすのです。
私の診療と足病医としてのキャリアは、感覚刺激が足の機能と足の痛みに重要な役割を果たすことを広めることが中心です。私たちが一歩一歩踏み出すたびに、衝撃力は振動として足に入ってきます。この振動は、足底の機械受容器を刺激し、足底の内在筋(小さな筋肉)の共収縮を通じて衝撃力を調整するために使われます。この共収縮により、足が硬くなったり、強くなったりする反応が起こります。
NiggらやRobbinsらの研究者は、足底の感覚刺激と内在筋力の間に直接的な関係があることを実証し、一方が他方に必要であると結論付けています。つまり、クッション性の高い靴や装具によって足裏の感覚刺激が遮断されると、足底筋膜炎やアキレス腱炎、疲労骨折を引き起こす可能性があるということです。
振動刺激は足裏に伝わる非常に重要な感覚刺激ですが、感覚刺激とはそれだけではありません。もう1つの重要な刺激は、足裏の感触を判断する能力であり、地面が粗いか滑らかかを判断することができます。この情報は、氷の上を歩くような、よりダイナミックなバランスを保つ時に必要です。
このような時に、メルケル盤と呼ばれる機械受容器の1つが登場です。この表在感覚神経は、2点識別と呼ばれ、表面の粗さや質感を判断するために使用されます。表面テクスチャーやインソールのテクスチャーは、足への刺激や、姿勢や歩行に関して最も研究されている側面の1つです。パーキンソン病や多発性硬化症患者の横揺れの減少や、アスリートの脳震盪後の前頭前野の活動の減少に対してなど、その応用は期待できます!
感覚刺激や足の機能に関して、これまであまり注目されてこなかった分野のひとつに、足の痛みがあります。私はこの注目されないという概念を変え、感覚刺激と足の痛みの強い関係を広めていきます。
先に述べたように、足裏の感覚刺激は足裏の内在筋の収縮につながります。内在筋の収縮は、衝撃力を減少させる重要なステップであるだけでなく、内側アーチを作り、体幹と一緒に収縮することが示されています。
ナボソは、インソール、ソックス、マットなどさまざまなリリースツールにこのテクスチャーを採用しています。触覚のサイエンスと長年のテクスチャーインソールの研究により、足の痛みに悩む人々に新たな希望を与えるインソールを市場に送り出しました。
ナボソインソールには、アクティベーション、ニューロ、デュオの3つの刺激レベルがあります。どんな靴にもフィットし、すべての運動面で自由に動くことができ、厚さはわずか3~4mmです。
足の痛みにお悩みの方には、テクスチャーインソールとニューロボールのようなツール、そして毎日5分間のフットリリースを組み合わせることをお勧めします。
ニューロボールを使ったフットリリースの動画を観ながら、ぜひ一緒に試してみてください。より分かりやすいですよ!