4月 30, 2025 | ブログ, 執筆:Dr. Emily Splichal, 目的にあわせたナボソ活用術, 足・手・からだの健康
足の内在筋、きちんと使えていますか?
足の健康は、日常の歩行や姿勢だけでなく、怪我予防やスポーツパフォーマンスにも大きな影響を与えます。
特に「ショートフットエクササイズ」は、足のアーチ(土踏まず)を支える内在筋を鍛え、足のアライメントを整える効果が期待できるシンプルかつ効果的なエクササイズとして、いま注目を集めています。
この記事では、ショートフットエクササイズとは何か、どんな人におすすめか、そして得られる効果について詳しく解説します。
さらに、ナボソの公式YouTubeで新たに公開されたDr.エミリーによる詳しい解説動画もご紹介します!
足の筋力が衰えるとどうなる?
足の筋力は、足のアライメントを維持し、ダイナミックな動きの際に衝撃力を分散させるために不可欠な要素です。
クッション性の高い靴や、土踏まずを支える硬いインソールのような “アーチサポート” を使い続けると、足の内在筋が弱り、これらの筋肉の脱神経(神経の遮断)を引き起こす可能性があります。

足の筋力が衰えると、足底筋膜炎やアーチの崩れ、疲労骨折など様々な足のトラブルを引き起こし、さらにアーチの崩れは扁平足を、扁平足はセットで起こりやすい外反母趾を誘発します。
その解決策は?
足を強化する方法として、まずひとつは正しい靴を選ぶこと。自分の足の形に合っていて、足の自然な動きを制限しない柔軟性の高い靴がオススメです。理想を言えば、足指が靴の中で自由に広がると良いですね。
さらにもうひとつ。靴を変える以外に毎日できること! ここで「フットエクササイズ」の出番です。
「ショートフットエクササイズ」とは
ショートフットエクササイズとは、足裏の内在筋(特に母趾外転筋)を意識的に使い、足のアーチを引き上げるトレーニングです。
足のエクササイズはたくさんありますが、2016年のGoodingらによる研究では、4種類のフットエクササイズ(ショートフット、トーアウトタップ、ビッグトー(親指)リフト、レッサーディジット(親指以外)リフト)をT2 MRI(縦緩和時間強調画像)で比較し、各エクササイズを実施した後の母趾外転筋、短趾屈筋、小趾外転筋、足底方形筋、短小趾屈筋、母趾内転筋(斜頭)、短母趾屈筋、虫様筋と骨間筋の筋活性化の割合を調べました。
4つのフットエクササイズの中で最も内在筋活性化につながったのはどれでしょう?……正解はショートフットエクササイズでした!(ちなみに、僅差の2番目は「トータップ(つま先)エクササイズ」でした。しかし、このエクササイズはショートフットに比べて少々難しいのが難点です)
特別な道具も必要なく、どこでも手軽にできるこの運動は、リハビリの現場からトップアスリートまで幅広く取り入れられています。
※プロのラグビーチーム、リコーブラックラムズ東京が、ナボソ マットを使ってショートフットエクササイズを実践している様子を紹介した動画はこちら
▶【My Naboso Story➁】ラグビー🏉ブラックラムズ東京 Chap.3「NABOSOを使ったコンディショニングやトレーニングについて」(前編)
このエクササイズは、ナボソで人気があるエクササイズのひとつで、重要な役割をもつ母趾外転筋の筋活動を活性化するほか、バランス能力の改善も知られています。(※内側縦アーチの安定と外反母趾の予防に役割を果たす内在筋が母趾外転筋)近年では、日本の理学療法分野でも注目が高まり、転倒予防や足部疾患(外反母趾や扁平足など)へのアプローチにも効果的な運動として紹介されています。
ショートフットエクササイズで期待できる効果
足の内在筋を強化し、アーチ(土踏まず)を支える
足のアライメントを整え、正しい立ち方・歩き方をサポート
バランス能力の向上(転倒リスクの低減)
外反母趾・扁平足の進行予防(サポート的役割)
足首・膝・股関節への負担軽減
スポーツパフォーマンス向上(特にランニングやジャンプ系競技)
リハビリや怪我予防にも有効
「足元から全身を整える」ことの重要性は、多くの研究でも裏付けられています。
特に、足指や足裏の小さな筋肉(内在筋)を鍛えることが、転倒防止や姿勢改善に直結することが近年ますます明らかになっています。
新たに公開!ショートフットエクササイズ徹底解説動画
そしてこの度、リクエスト多数に応えて、Dr.エミリーによる最新のショートフットエクササイズ動画をナボソ公式YouTubeにて公開しました!
🖐 動画ではこんなことがわかります:
・正しいフォームと意識すべきポイント
・よくある間違いと修正方法
・さらに効果を高めるワンポイントアドバイス
etc…
ぜひ一緒に実践して、足元から全身の安定性を高めていきましょう!
▶ 【基本×重要🔥】足から全身を整える!「ショートフットエクササイズ」徹底解説【初心者から上級者まで】
ショートフットエクササイズはこんな方におすすめ!
✔足の健康を維持したい方
✔外反母趾・扁平足が気になる方
✔歩行やバランスの安定感を高めたい方
✔怪我(足首捻挫など)予防を目指す方
✔高齢期に向けた転倒予防をしたい方
✔ランナーやスポーツ愛好家、プロアスリート
年齢や運動レベルに関わらず、高齢者の筋トレ代わりにも、アスリートのパフォーマンス向上にも役立つエクササイズです。
より効果を高めたい方は
さらに、ショートフットエクササイズの効果をサポートするアイテムとして、ナボソでは「スプレイ」や「フットウェッジ」などもご用意しています。

ナボソ スプレイ

ナボソ フットウェッジ
足指同士を自然な位置に整え、エクササイズ効果を高めたい方には、ぜひ組み合わせての使用もおすすめです!
▶「ナボソ フットウェッジ」の動画をもっと観る
まとめ
ショートフットエクササイズは、足の内在筋を鍛え、足のアーチを引き上げ、全身の安定性を高めるシンプルかつ効果的な運動です。
「歩行」「転倒防止」「スポーツパフォーマンス向上」など、年齢やレベルを問わず、誰もが取り入れやすいのも大きな魅力。
新しくなったナボソの公式解説動画を参考に、ぜひ今日から始めてみてください!
健康な足づくりは、健康な体づくりへの第一歩です。
(参照)
2週間のショートフットエクササイズが動的姿勢制御と足底表在感覚に及ぼす影響
一般成人における足部運動課題時の筋活動と内側縦アーチの挙動について-母趾外転筋・短趾屈筋・長趾屈筋を被験筋とした検討- | 文献情報 | J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター
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12月 15, 2023 | ブログ, 執筆:Dr. Emily Splichal, 足・手・からだの健康
モートン病、モートン神経腫とも呼ばれるこの「神経鞘腫」は、足の裏にある瘢痕化した神経組織で、部位では中指と薬指の間が最も多いとされています。この良性神経性腫瘍の原因のひとつは、つま先が細く、ヒールが高い靴を履いたり、外反母趾といった足の骨や筋肉への過剰な圧迫で、炎症を起こすことがあります。
「靴下に小石が入ったような感じ」
聞くと、何でもないことのようにも聞こえるこの感覚。が、神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)/モートン病を経験したことのある人なら、これがただ事ではない状況であることがわかるはず。
一般的な症状:
- 足裏に小石のような塊がある感覚
- 足指の間のしびれや痛み(主に中指~薬指の間)
- つま先立ちや足を踏み出す時の鋭い痛み
症状を引き起こす一般的な要因:
- 足指が広がるのを妨げ、中足骨頭部を圧迫するような足幅の狭い靴
- 外反母趾や、外反母趾に合わない靴
- 内在筋や筋膜の癒着や制限
- 筋膜に負担をかけやすい不安定な足の状態

神経鞘腫に対する伝統的な保存療法には、注射、外部適用装置、理学療法などがありますが、その成功率はさまざま。
そこで、今回は神経鞘腫の痛みを和らげるため、伝統的な治療法以外の方法をご紹介します。
足指をストレッチ
まず、これは驚く人は多くないと思います。足指セパレーターを用いて足指のストレッチを行うことも非常に良いでしょう。
足指セパレーターを継続的に使用すると期待できること:
- 足指と前足部周辺の細かい筋肉をストレッチする
- 足指の自然なアライメントを維持し、足の圧迫を最小限に抑える
- 前足部の循環をサポートする
ナボソの足指セパレーター、スプレイもオススメです。足指セパレーターその名の通り足の指を広げ、前足部のスペースをサポートするため、靴の中で1日中装着することができるのが理想的。そのためには、より幅広で自然な形の靴を履くのがよいでしょう。

リカバリーのためのリリース
体内の循環やリンパの流れを意識してマッサージを行うこともよいでしょう。
毎日のフットリリースの取り入れと意識すること:
- 疲れた足の筋肉のマッサージ
- 神経鞘腫周辺の筋膜組織
- 足の内在筋の循環をサポート
半分に割ったナボソ ニューロボールに両足で乗り、足裏の5ヵ所を刺激するフットリリースもオススメです。その際、ニューロボールの中にある黒い小さなボール「RADマイクロ」を使うのもお忘れなく!
刺激してからの強化
最終ステップは、足の筋肉を活性化し、強化すること。そもそも神経鞘腫になる原因として、足の安定性の低下が考えられます。
不安定な足、過可動性の足、感覚の鈍い足はすべて、足の小指の関節の周囲で起こる反復的なストレスをサポートすることが難しくなっています。そのため、クッション性のないインソールを用いることで足を安定させることをオススメします。
テクスチャーインソールを靴に入れることで期待できること:
- 足の裏の細かい神経、感覚を目覚めさせる
- 感覚入力の向上による内在筋の強化
- 足の循環を最適にサポート
足裏への刺激にはナボソ アクティベーションインソールを活用することもできます。このインソールの最大の特長は、既存のアーチサポートや装具の上から装着できること! ご自身の靴の形に合わせてインソールをカットし、靴に滑り込ませ、そのまま使用できます。

これらは神経鞘腫の症状をサポートする良い方法です。他の治療と並行して行うことができるかどうかは医師にご相談くださいね。
3月 23, 2023 | ブログ, 執筆:Dr. Emily Splichal, 足・手・からだの健康
インターネットの出現により、特にヘルス&ウェルネスの分野では簡単に情報を得られるようになりました。WebMDのようなサイトや、私が「Dr Google」と呼んでいるサイトを使用すると、誰もが自分の症状を検索し、多くの場合自己診断できるようになりました。
.…と聞くと一見良いことのようにもとれますが、情報化時代にはマイナス面もあります。それは、情報の正確さです。
理論的には誰もが専門家を名乗ることでき、インターネット上でコンテンツを作成できます。以下は、足の悩みにまつわる迷信でよく私たちがよく目にするものです。これらが正しい情報かどうか、一緒に確認していきましょう。
迷信 1 – “外反母趾は悪い靴が原因”
これはおそらく、インターネット上だけでなくそれ以外でも誤解されていることのひとつです。外反母趾は、足の長い骨 (中足骨) のずれにより、親指の近くの足の内側に隆起を引き起こします。
外反母趾は、狭い靴のせいだと思われがちですが、実は足、特に第1足根中足関節と呼ばれる部分の不安定さと可動性過多が原因です。扁平足や過度の回内、靭帯の緩みがあると、この足の関節の安定性が失われます。
外反母趾の予防には、足と股関節を強化し、感覚にアプローチするインソールまたはアーチサポートを着用や、足指セパレーターを日常生活に取り入れることも有効でしょう。
迷信 2 – “インソールなしでは足を支えられない”
迷信1からに基づいて、特定の足のタイプはインソールなどの装具でサポートが必要なこともありますが、これは少数派の足です。
私たちの大多数は、アーチを動的にサポートする能力を持っています – 足を強化する必要があるだけかもしれません。足とアーチを強化するのに最適なエクササイズの 1つはショートフットエクササイズです。
迷信 3 – “すべての子どもは扁平足から成長する”
すべての赤ちゃんは扁平足で生まれ、足のアーチは6~7年かけて発達します。そうは言っても、2~3歳頃に靭帯の緩い足を持つ子どもは、足が崩れやすく、装具を使用した方がいい場合があります。
さて、この数パーセントの子どもたちに装具の効果が期待できますが、靴を履かずに遊ぶことにより裸足や感覚の強い刺激を取り入れることも重要です。
迷信 4 – “No pain, No gain”
これは、特に現役または元アスリートにとって大きな問題です。“No pain, No gain”の考え方は、慢性的な痛みや軟部組織の損傷を起こしやすいです。
痛みが再発するたびに、軟部組織が炎症細胞にさらされ、コラーゲンの粘着性と変性が生じます。代わりに、私たちは体の声に耳を傾け、毎日の足のリカバリーを予防的に組み込むという考え方を教えようとしています。
ナボソ ニューロボールのようなツールを使用したフットリリースのような簡単なもので、足の疲労や怪我のリスクを相殺することが期待できます。
足の細部まで心地よくケアできる2WAYコンディショニングボール
「ナボソ ニューロボール」
迷信 5 – “神経障害のある人は、常に靴を履いていなければいけない”
これには丁寧な説明が必要です。
神経障害のある人に裸足と感覚刺激を勧めるときは、裸足でのセッションの前後に足のチェックを行い、常に清潔で安全な環境でこれが行われるようにすることを前提としています。
ナボソマットのようなツールの上に立つなどの裸足の感覚刺激が、神経障害のある人にとって非常に重要な理由は、これらの神経が刺激されずに放置されると、感覚が弱くなっていく一方だからです。
神経障害のある人の足底神経を刺激する他の優れた方法は、足の循環を促進するようなツールを活用することや、振動を起こすプラットフォームに立つこと、また、ナボソインソールのようなインソールを使用することです。
1月 23, 2023 | ブログ, 執筆:R-body, 足・手・からだの健康
“ミスマッチ病” ――それは『人体六〇〇万年史ー科学が明かす進化・健康・疾病』(早川書房)に書かれている言葉です。
この本では以下のように紹介されています。
「非力なヒトはなぜ厳しい自然界を生き残れたのか。走る能力の意外な重要性とは何か。
脂肪が健康を害するなら、なぜヒトの体は脂肪が溜まりやすくできているのか。
2型糖尿病など、現代人特有の病はそもそもどうして現れたのか・・・。人類進化の歴史をさかのぼることは、不可解な病がどこから来たのかを教え、ヒトの未来を占うことにもつながる」
進化生物学者リーバーマン氏の著書です。ミスマッチ病とは、旧石器時以来の私たちの身体が現代の特定の行動や条件に十分に適応していないことから生じる病気、と定義されています。農業によって食物は増え、近代的な公衆衛生と科学的な医療によって乳幼児死亡率は低下し、寿命は長くなりました。
しかし一方では、無数の文化的変化によって、私たちの持つ遺伝子と私たちをとりまく環境との相互作用が変えられた結果、さまざまな健康問題が生じるようになっている、と記されています。
このことから、女性に多い「外反母趾」も ミスマッチ病の典型だと言えるのではないでしょうか。今ではファッションの一部として履かれているハイヒールですが、人間の足はその靴の形で歩くように進化はしていません。そして外反母趾になってしまうと、歩く際に足を前に踏み出して前足に体重をかけた時に、土踏まずが過剰に潰れ、膝が内側にねじられ、膝の怪我を誘発してしまいます。

根本的な解決策はハイヒールを履かないということですが、どうしても履かなければならない場面もあるかと思います。そんな時は「ナボソ スプレイ」のような足指セパレーターがおすすめです。


米国足病医が現代人の足の健康を考えて開発した足指セパレーター「ナボソ スプレイ」。これを装着して家の中で歩いたり、幅の広い靴であれば、装着したまま靴を履くこともできます。また装着した状態でスクワットなどのトレーニングを行うことで足首が正しく動き、膝のケガの予防にも繋がります。
スクワットを行う際は、足は肩幅に開き、つま先はやや外に向け、つま先と同じ方向に膝を向けて行うことがポイントです。
外反母趾がある方は、まずはハイヒールや先の細い靴の履き過ぎには注意をしてみてください。そしてナボソ スプレイのような足指セパレーターを使って足の指を正しい位置に整えて、足部のコンディショニングをしてみるのはいかがでしょうか。
外反母趾がない方ももちろん使えますので、ぜひお試し下さい!

1月 16, 2023 | ブログ, 執筆:Dr. Emily Splichal, 足・手・からだの健康
足首や股関節 など、関節のモビリティ(可動性)または柔軟性は、歩く、しゃがむ、またはジャンプするなどのダイナミックに動くとき、地面からの力を伝達するために重要です。
可動域の制限は、動きの制限、代償パターン、および関節のストレスにつながる可能性があります。
足病医として、動きに影響を与える可動域制限がよく見られる関節の1つは足首です。
硬いふくらはぎから扁平足まで、足首の可動域が制限される一般的な原因はいくつかあります。
ただし、原因に関係なく、足首の柔軟性を高め、動きを改善するために誰もが試せることがあります。
では、おすすめのリリーステクニックをお話する前に、足首の動きを簡単に復習しましょう。

足関節の動き
足首の主な動きは、背屈と底屈です。
背屈は、足裏が地面に接地し、その状態で足首より上の体が動いているときに発生します。
この動きは、しゃがんだり椅子に座ったりするときに見られます。
足首の背屈制限は、オーバープロネーション(足首の過度の外反)を引き起こす可能性があり、
扁平足の一般的な原因と言われています。足関節背屈の反対は足関節底屈です。
これは、ダンサーがつま先を向けたときや階段を上るときなど、つま先が脚から離れている状態のことをいいます。
足首の底屈が起こる状態は、ダイナミックな動きの際に力をリリースするときであり、
しばしば力発揮のポジションと呼ばれます。
足首の可動域制限のほとんどが発生するのは、足首の背屈です。
ここでは、足関節の背屈にアプローチするリリーステクニックにフォーカスしていきます。
テクニック #1 – 足底リリース
足の裏の足底筋膜をリリースすると、ここがふくらはぎの筋肉につながっているため、
足首のモビリティにアプローチすることができます。
ナボソニューロボールなどを使用して、1日2回、少なくとも5分間、
ボールの上に立ったり、足で転がしたりします。
これは、1日中立っている人にとって特に有効です。
テクニック #2 – ヒラメ筋のリリース
ふくらはぎは、ヒラメ筋と腓腹筋の2つの筋肉で構成されています。
2つのうち、下腿にある筋肉やヒラメ筋は、足首の可動性に大きな影響を与えるため、
この2つ目のリリーステクニックはこれらに有効です。
ナボソニューロボールなどを使用して、毎日少なくとも2~3分間、ヒラメ筋をリリースします。
ピンポイントの圧とフリクションを組み合わせ、
あらゆる角度から筋肉にアプローチして動かしてみてください。

テクニック #3 – 股関節屈筋リリース
足首のモビリティのために股関節屈筋のリリースを行うことに驚く人もいるかもしれませんが、
股関節の筋肉は足と足首の機能に大きな影響を与える可能性があります。
このリリースでは、ニューロボールなどを使用して大腿四頭筋上部と股関節屈筋にアプローチします。
特に一日中座っていることが多い場合は、これらの筋肉を毎日少なくとも2~3分間リリースするようにしてください。
これらのリリース方法は、足首の可動域制限のすべての原因に対応するものではありませんが、
多くの人にとって有効だと考えます。
これらを試しても足首の可動域制限や痛みがある場合は、
専門医に相談することをオススメします。