2026年1月14日 | ブログ, 執筆:Dr. Emily Splichal, 足・手・からだの健康
最近、足が疲れやすい…その違和感、偏平足のサイン?
夕方になると足が重だるい。立ち仕事やトレーニングの後、疲れが抜けにくい――そんな小さな違和感を「年齢のせい」「今日はよく動いたから」とそのままにしていないでしょうか。
実はそのサイン、偏平足(オーバープロネーション)と関係している可能性があります。足は体を支える“土台”。ここに起こる変化は、姿勢や動き、全身の使い方にもつながっていきます。
偏平足(オーバープロネーション)とは?
偏平足とは?
偏平足とは、足裏の土踏まず(アーチ)が低下し、立ったり歩いたりしたときに足が内側へ倒れ込みやすくなる状態のこと。見た目だけでなく、「体重をどう受け止め、どう返しているか」という機能面が重要です。
オーバープロネーションとの関係
オーバープロネーションは、歩行や立位動作の中で足が内側に倒れ込みやすくなる動きのこと。偏平足が“状態”だとすれば、オーバープロネーションは“動きのクセ”ともいえます。足元の不安定さが膝・腰・姿勢全体にまで影響することも。
なぜ偏平足は起こるのか?3つの主な要因
偏平足の原因は、長時間の立ち仕事や座りっぱなしの生活、運動不足による足部内在筋(足裏の小さな筋肉)の低下、合わないシューズの使用など、日常の積み重ねのほか、ホルモンも大きく関係しています。
1. 靭帯のゆるみとアーチの不安定化
足のアーチは、骨・靭帯・筋肉のバランスで保たれています。靭帯の弾力が低下すると、アーチは徐々に支えを失いやすくなります。
2. 足部内在筋の低下と感覚の鈍り
足裏や足指には、姿勢やバランスを感じ取るためのセンサーが多く集まっています。使われない状態が続くと、筋力だけでなく「感じ取る力」も鈍りがちです。
3. 女性に多いホルモン変化との関係
妊娠期のリラキシン、更年期のエストロゲン低下など、女性のライフステージに伴うホルモン変化は、靭帯や結合組織の状態にも影響します。その結果、足の安定感に変化を感じる方も少なくありません。
放置するとどうなる?偏平足が引き起こしやすい不調
偏平足やオーバープロネーションの状態が続くと、足底筋膜への負担、膝や股関節の違和感、むくみや疲労感につながることがあります。だからこそ大切なのは、痛みが出てから対処するのではなく、違和感を感じる段階で足と向き合うこと。「まだ大丈夫」と思える時に、足の使い方やケアを見直すことが大切です。
セルフケアの基本は「支える・育てる・整える」
偏平足ケアの基本は、大きく3つの視点に分けられます。
- 支える:インソールや環境を見直す
クッション性だけでなく、足裏の感覚を活かせる環境づくりがポイントです。
- 育てる:足指・アーチを意識した動き
足指を動かす、片足で立つなど、日常の中で足を“使う”時間を意識してみましょう。
- 整える:運動後・疲労時のリリースと冷却ケア
使った後に整える時間を持つことで、足と向き合う習慣が生まれます。
ここで役立つのが、感覚入力に着目したセルフケアツールです。
ナボソが“ただのイボイボ”ではない理由
私たちナボソは、足病医によって開発されたブランドであり、単なる“イボイボ”や“気持ちよさ”を目的とした製品ではありません。
足病医が開発した、米国特許取得のテクスチャー
ナボソの大きな特徴のひとつが、エビデンスに基づいて設計された独自のテクスチャーです。研究では、特定のテクスチャーが横揺れを減らし、姿勢や安定性をサポートする可能性が示されています。ナボソではこうした研究をもとに、形状・高さ・間隔を設計した独自のテクスチャーを開発・ナボソ製品に採用。米国特許(第11642279号)を取得しています。
エビデンスに基づいた「素材の硬さ」
さらに、素材の「硬さ(デュロメータ)」にも理由があります。研究では、ある程度硬さのあるサーフェスのほうが、足裏の機械受容器にアプローチしやすく、地面からの固有受容器への入力を高めることが示されています。
「イグナイトニューロボール」という選択肢

ナボソの新製品「イグナイトニューロボール」は、そんな“ナボソ テクノロジー”を凝縮したセルフケアツールです。
他のニューロボールと何が違う?
ナボソのイグナイトニューロボールは、従来のニューロボールより小さめサイズで、突起部分はより硬く設計されており、足裏のポイントにしっかりと刺激を届けやすいのが特長。さらに内部には、取り外し可能なステンレススチール製の“クライオコア”を内蔵しています。
クライオセラピーとは?
クライオセラピーとは、冷却刺激を利用してリフレッシュやリカバリーをサポートするケア方法のこと。運動後や長時間立ったあとの足裏を、ピンポイントで心地よく整える時間に取り入れることができます。運動前には感覚を目覚めさせるアクティベーションとして、運動後にはリカバリーとして使える“デュアル用途”も魅力です。
偏平足ケアは、気づいた“今”がはじめどき
偏平足は、特別な人だけの悩みではありません。年齢や性別、運動習慣に関わらず、誰にとっても起こりうるものだからこそ、「支える」「育てる」「整える」という視点で、日常に無理なくケアを取り入れることが大切です。ホルモン変化を意識する世代の女性も、トレーニングやリカバリー目的の方も、まずは足の感覚に目を向けてみましょう。
まずは、足の感覚に意識を向けるところから
足の感覚が変わると、立ち方や歩き方、そして一日の終わりの軽さまで、少しずつ変わっていきます。偏平足というサインをきっかけに、自分の足と向き合う時間を。イグナイト ニューロボールは、その最初の一歩をやさしく、そして確かにサポートしてくれる存在です。
2024年12月20日 | ブログ, 執筆:Dr. Emily Splichal, 目的にあわせたナボソ活用術
「矯正インソール」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?
医療器具?
足の機能に役立つもの?
高価な中敷き?
それとも、単なる過剰なアーチサポート?
足の機能に関する議論の中で、特に物議を醸すトピックのひとつが、オーダーメイドの矯正インソールやアーチサポートの“メリット”と“過剰使用”に関する問題です。ナボソの創設者であり足病医であるエミリー・スプリカル博士に話を聞きました。
オーダーメイドの矯正インソールとは何か?
物議を醸しそうなこのトピックに入る前に、まず矯正インソールとは何かから説明しましょう。
Wikipediaによると、“orthotics”(オーソティクス)とは「神経筋および骨格系の構造的および機能的特性に影響を与えるために外部から適用される器具」と定義されています。インソールの場合、その器具が支える対象は「足」です。
すべてのインソールにはいくつかの重要な特徴があり、それらは足や足首のサポートや機械的コントロールを提供するために設計されています。
矯正インソールの主な特徴
- インソールシェル
通常、硬質または半硬質のポリプロピレン製で作られており、インソールの最も重要な部分です。足の形状やアーチの位置に合わせて設計されます。
- ヒールシート
かかとを支える部分で、かかとの骨を包み込む深いヒールシートがあると、後足の動きをよりコントロールすることができます。
- リアフット(後足部)ポスティング
シェルに次いで足の機能や力学に影響を与える重要な部分です。主に「内在型」と「外在型」の2種類があり、どちらも足のコントロールに効果的ですが、外在型はサイズが大きくなるため靴に合わない場合があります。
- トップカバー
インソールの表面部分で、シェルの端からつま先まで覆うか、部分的にカバーするかは利用者の好みによります。
患者さんそれぞれの足の特定の不均衡や痛みの症状に応じて、「内側フランジ」や「モートン反転延長」、「ホエールパッド」などの調整が加えられることがあります。
矯正インソールで治療される一般的な症状
矯正インソールでよく治療される症状のひとつが、「オーバー・プロネーション(過回内)」や「扁平足」です。 スプリカル博士は特に靭帯のゆるみや過可動性の扁平足をもつ人にとって、矯正インソールは有益だと考えています。
その他の症状にも次のようなものがあります:
- 外反母趾
- 足底筋膜炎
- モートン神経腫
- 後脛骨筋腱炎
- アキレス腱炎
矯正インソールは足を強くするのか、弱くするのか?
この点については賛否が分かれますが、研究では、オーダーメイドのインソールやアーチサポートを長期間使用すると、足の小さな筋肉が弱くなる可能性があることも示されています。
この理論を支持するいくつかの最近の研究では、一方でミニマルシューズを履くことで足の筋力が実際に強化されることも分かっています。
裸足でのトレーニングや足の内在筋エクササイズ、ミニマルシューズの支持が高まる中、スプリカル博士は、最適な足の機能を得るために、サポートと自然な動きの両方を組み合わせて使用することを勧めています。
もしオーダーメイドのインソールを使用している場合でも、ナボソのインソールのような製品を用いて足の感覚を強化し、感覚を刺激することを日常的なプログラムに取り入れると良いでしょう。
スプリカル博士はすべての患者に対して、少なくとも1日30分は靴やインソールを外し、足を刺激して目覚めさせることを推奨しています。
足の機能や健康についてさらに詳しく知りたい方は、こちらから!
2023年8月10日 | メディア掲載
掲載企画:足裏が生き返る~♪ 足裏をしっかりほぐしたい人にオススメの「コンディショニングボール」#Omezaトーク
掲載商品:ナボソ ニューロボール


FYTTE 2023年8月8日掲載
発行元:ワン・パブリッシング
2023年6月30日 | ブログ, 執筆:Dr. Emily Splichal, 足・手・からだの健康
世界中で年間200万人以上が罹患しているともいわれる、一般的な足の疾患、足底筋膜炎 。
かかとの骨とつま先をつなぐ、足の底を走る太い帯状の繊維組織「足底筋膜」の炎症が痛みの原因になります。患者の多くは、かかとの骨の中央下部にある足底筋膜の起始部付近に痛みを感じるとされ、その痛みや不快感は、日常生活に大きく影響します。さまざまな治療法がありますが、痛みを治すための感覚的・感触的なアプローチは、画期的な対処方法です。
足底筋膜炎とその原因、そしてなぜ感覚に焦点をあてた解決法が足の痛みを管理し、解決するのに効果的なのかを探っていきます。

足底筋膜炎とは
足底筋膜は、足のアーチを支え、歩行やランニング時など体重を支える活動中の衝撃を吸収するという重要な役割を担っています。
この組織が過度のストレスを受けたり引き伸ばされたりすると、コラーゲン繊維が微小に断裂し、修復反応が引き起こされます。この修復反応がうまく管理されないと、最終的に足底筋膜炎として認識される鋭い足裏の痛みにつながります。
【一般的な症状】
- かかとや土踏まずの刺すような痛み
- 静止後の運動障害や痛み
- 動けば痛みは治まるが、長時間の運動や立ち仕事の後に悪化することがある
主な原因
発症する可能性は誰でもありますが、足底筋膜へのストレスやかかとの痛みを引き起こす原因として例えば以下のようなものがあります。
- 足底の使い過ぎと過度の衝撃
- ハイアーチや扁平足などの足のタイプ
- 合わない靴
- 加齢や体重増加

“感覚的”治療法
従来の治療法は、炎症や痛みを抑えること、ストレッチを行うことに重点を置いていました。
一方、感覚的なアプローチは、根本的な原因に対処し、効果的な緩和をもたらすユニークかつ包括的な治療法です。
ナボソのテクスチャーは、感覚を刺激し、動作をサポート。米国特許を取得した(US 11,642,279 B2)ピラミッド型の2点識別テクスチャーが特徴。足裏の感覚とバランスをサポートすることで、よりよいカラダの動きを目指します。

さらに、ナボソのリカバリーコレクションは、かかとの痛みと闘うあなたを朝・昼・夜と足から支えます。
MORNING
朝の準備時間に、ナボソ ニューロボールを使った5分間のフットリリース! これにより、血液循環を改善し、筋肉の緊張を和らげ、足底筋膜を緩めます。ぜひ上記の動画をご参考に試してみてください!
DAYTIME
ナボソ インソールを靴の中にイン! このインソールは足裏を刺激し、動作、姿勢、バランスをサポートします。1日中足のつながりを保ちましょう!

NIGHT
ナボソ スプレイで足の指を広げストレッチ! 足裏を開き、足底筋膜の緊張をほぐしましょう。1日の終わりにわずか30分間の使用でも足をリセットできます。

これらの製品は、単品はもちろん、セットでも購入可能です!

人気アイテムを組み合わせた「ナボソ デイリーケアセット」
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2023年3月23日 | ブログ, 執筆:Dr. Emily Splichal, 足・手・からだの健康
インターネットの出現により、特にヘルス&ウェルネスの分野では簡単に情報を得られるようになりました。WebMDのようなサイトや、私が「Dr Google」と呼んでいるサイトを使用すると、誰もが自分の症状を検索し、多くの場合自己診断できるようになりました。
.…と聞くと一見良いことのようにもとれますが、情報化時代にはマイナス面もあります。それは、情報の正確さです。
理論的には誰もが専門家を名乗ることでき、インターネット上でコンテンツを作成できます。以下は、足の悩みにまつわる迷信でよく私たちがよく目にするものです。これらが正しい情報かどうか、一緒に確認していきましょう。
迷信 1 – “外反母趾は悪い靴が原因”
これはおそらく、インターネット上だけでなくそれ以外でも誤解されていることのひとつです。外反母趾は、足の長い骨 (中足骨) のずれにより、親指の近くの足の内側に隆起を引き起こします。
外反母趾は、狭い靴のせいだと思われがちですが、実は足、特に第1足根中足関節と呼ばれる部分の不安定さと可動性過多が原因です。扁平足や過度の回内、靭帯の緩みがあると、この足の関節の安定性が失われます。
外反母趾の予防には、足と股関節を強化し、感覚にアプローチするインソールまたはアーチサポートを着用や、足指セパレーターを日常生活に取り入れることも有効でしょう。
迷信 2 – “インソールなしでは足を支えられない”
迷信1からに基づいて、特定の足のタイプはインソールなどの装具でサポートが必要なこともありますが、これは少数派の足です。
私たちの大多数は、アーチを動的にサポートする能力を持っています – 足を強化する必要があるだけかもしれません。足とアーチを強化するのに最適なエクササイズの 1つはショートフットエクササイズです。
迷信 3 – “すべての子どもは扁平足から成長する”
すべての赤ちゃんは扁平足で生まれ、足のアーチは6~7年かけて発達します。そうは言っても、2~3歳頃に靭帯の緩い足を持つ子どもは、足が崩れやすく、装具を使用した方がいい場合があります。
さて、この数パーセントの子どもたちに装具の効果が期待できますが、靴を履かずに遊ぶことにより裸足や感覚の強い刺激を取り入れることも重要です。
迷信 4 – “No pain, No gain”
これは、特に現役または元アスリートにとって大きな問題です。“No pain, No gain”の考え方は、慢性的な痛みや軟部組織の損傷を起こしやすいです。
痛みが再発するたびに、軟部組織が炎症細胞にさらされ、コラーゲンの粘着性と変性が生じます。代わりに、私たちは体の声に耳を傾け、毎日の足のリカバリーを予防的に組み込むという考え方を教えようとしています。
ナボソ ニューロボールのようなツールを使用したフットリリースのような簡単なもので、足の疲労や怪我のリスクを相殺することが期待できます。
足の細部まで心地よくケアできる2WAYコンディショニングボール
「ナボソ ニューロボール」
迷信 5 – “神経障害のある人は、常に靴を履いていなければいけない”
これには丁寧な説明が必要です。
神経障害のある人に裸足と感覚刺激を勧めるときは、裸足でのセッションの前後に足のチェックを行い、常に清潔で安全な環境でこれが行われるようにすることを前提としています。
ナボソマットのようなツールの上に立つなどの裸足の感覚刺激が、神経障害のある人にとって非常に重要な理由は、これらの神経が刺激されずに放置されると、感覚が弱くなっていく一方だからです。
神経障害のある人の足底神経を刺激する他の優れた方法は、足の循環を促進するようなツールを活用することや、振動を起こすプラットフォームに立つこと、また、ナボソインソールのようなインソールを使用することです。