8月 21, 2023 | ブログ, 執筆:Dr. Emily Splichal, 目的にあわせたナボソ活用術
足の健康、というと “足指” はあまり注目されません。が、私たちの足指は、適切なアライメント、バランス、そして足全体の機能を維持するために重要な役割を果たしています。そこで、“足指セパレーター”、ナボソスプレイの出番です! このシンプルで効果的なツールは、足指の間隔を整え、足の健康状態に必要なさまざまなメリットを提供するようにデザインされています。

ナボソスプレイのメリット
ナボソスプレイは、足指の自然な可動域を引き出し、足の悩みや不快感の解決をサポートします。長時間靴を履いた後の足指のストレッチやリリースはもちろん、ハンマートゥや外反母趾のアライメントのサポート、足底筋膜炎のケアとなるストレッチなど、足の健康を保つべく、さまざまにアプローチできます。
では、ナボソスプレイを手に入れたらどのように使うのが良いのでしょうか?
今回はナボソスプレイを最も効果的に活用し、 健康な足を目指すためのポイントを紹介します!
①毎日つける
ナボソスプレイは、家の中でも外出先でも簡単に着用できますが、着用する際に最も重要なことは、一貫性です。最良の効果を得るために、まずは1日30分、毎日スプレイを装着することからスタート! 慣れてきたら、足の状態に応じて装着時間を徐々に延ばしていきましょう。
➁靴を履いたままでも、トレーニング中でも
ユニークなデザインと快適な素材により、1日中着用が可能なナボソスプレイ。裸足で使用しますが、そのまま靴を履いてスポーツやトレーニングをすることもできます。
③清潔に保つ
ナボソスプレイはお手入れが簡単なのもポイント。週に一度、ぬるま湯と石鹸で洗い、その後自然乾燥させるだけでOKです! あなたの足をしっかりとケアできるよう、ご自身のスプレイをぜひメンテナンスしてあげてくださいね。
④3~6ヵ月ごとに交換
インソールや靴など、足に装着する多くの製品と同様、ナボソスプレイも時間の経過とともに、地面からの衝撃や体の重さ、動きによって磨り減っていきます。ナボソスプレイは、3~6ヵ月を目安に交換することをオススメします。
商品についてや使い方を正しく理解して、ナボソスプレイが持つ最大限の効果をぜひ実感してください!
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7月 28, 2023 | ブログ, 執筆:Dr. Emily Splichal, 足・手・からだの健康
ナボソは “足” が大好き!なのは言うまでもないですが、もうひとつの魅力的で複雑かつ機能的な身体の部位として、私たちは “手” にもこだわっているんです。
27の骨、29の関節、100以上の靭帯と筋肉で構成される人間の手は、さまざまな仕事をこなすために絶妙に進化してきました。握力や手先の器用さ等からもわかる手の機能は、健康状態を予測するうえでも重要といわれています。
手の健康を健康長寿のための一手段に組み込むために、私たちは感覚刺激、可動性、筋力へのアプローチを含む晴らしいプログラムを作りました。
ステップ1 – 手の可動性
手と手首には30以上の筋肉があり、関節のストレスや手のこわばりを防ぐには、これらの筋肉の可動性と回復が重要です。スクロール、タップ、スワイプなど、スマートフォンの使用が増えたことで、手根管症候群(手首のしびれや痛み)や “スマホ指”(腱鞘炎の一種)の有病率が高まっています。
このような反復的な手のストレスを避け、食料品やスーツケースを持ち上げるなど、より機能的な目的で手の健康を守るために、握力を必要とするワークアウトの前と毎日の終わりに、5分間のハンドリリースを行うことをオススメします。
ステップ2 – 手の感覚刺激
手のひらには17,000以上の機械受容器があり、環境中の物体を読み取り、操作しているって知っていましたか? これはなんと足の20倍以上にもなるんです!
体性感覚皮質の25%以上を占める手のひらからの刺激は、視覚系や前庭系と深く結びついています。これらすべての感覚入力システムは、チームとして連携し、全体的な動きのコーディネーションを強化します。
ナボソのニューロボールやセンサリースティックを、手の準備運動に取り入れることをお勧めします。


細部まで心地よく刺激する2WAYコンディショニングボール「ナボソ ニューロボール」


手のひらを刺激することで理想的な姿勢やカラダのバランスを目指す「ナボソ センサリースティック」
ステップ3 – 手の強度
最適な手の健康を維持するための最終ステップは筋力であり、足と同様に手の筋力も体幹と深く結びついています。合的な観点から手の強度にアプローチすることで、より高い効果が期待できます。
総合的な手の強度を最適化する際には、足と体幹をしっかりとつなげることから始めましょう! ナボソ ニューロボールを両手に持って行うショートフットエクササイズをオススメします。

手や足、全身の動きの最適化については過去のブログをぜひご覧ください!
7月 19, 2023 | ブログ, 執筆:Dr. Emily Splichal, 足・手・からだの健康
最も一般的な足の変形のひとつである外反母趾は、さまざまな障害を引き起こし、ライフスタイルにも影響を与えます。外反母趾になると、履けない靴があったり、歩くときに痛みがあったり、出来ない活動や運動もでてきます。
遺伝や靴のせいにされがちですが、実は足の型(タイプ)も大きな要因のひとつ! 自分の足のタイプを理解し、予防策を知ることで、起こりうる足への痛みや手術の可能性を避けることができます。
今回は、外反母趾の進行を防いだり、症状を和らげたりする多様な製品をご紹介します!
外反母趾とは?
外反母趾は母趾の関節の変形で、ゆっくりと時間をかけて進行します。足の側面に硬いこぶがあるように見えるのが一般的ですが、それは(多くの人が思っているように)徐々に大きく成長するものではありません。実際には、足の中足骨(長い骨)がずれて、こぶができるのです。
原因については、さまざまな意見があります。ひとつは、一般的な靴のつま先が先細りになっていることかもしれません。または、足の構造的な問題、偏平足や関節炎の一種である痛風などの疾患、オーバープロネーション(過回内)など、他にも原因が考えられます。

手術しないで予防するには?
幸いなことに、外反母趾が引き起こす痛みを軽減するために、手術より身近な方法があります。
症状を軽減し、進行を食い止めるために出来ることをいくつかご紹介しましょう:
- つま先の広い靴を履く
- できるだけヒールの低い靴を選び、ヒールの高い靴を履くときは長時間の着用を避ける
- “ショートフット エクササイズ”のような足を鍛える運動をする
- 体幹と大臀筋を鍛えて、足の強さとアライメントを保つ
おすすめのサポートグッズ
最近は、外反母趾の悩みに対応するグッズが多くあり、選ぶのにも迷いますね。
そこで今回は、センサリー・テクノロジー・カンパニー、NABOSO(ナボソ)をはじめ、外反母趾にお悩みの方にもオススメのアイテムをいくつかご紹介します。
●足指セパレーター ナボソ スプレイ


柔らかいシリコン素材で足指の形にぴったりとフィット。靴底が柔軟で、つま先の幅が広く、完全にフラットな靴に最適です。裸足で使用することもできます。つま先の狭い靴を履く必要がある場合は、1日の終わりにスプレイを使用すると、つま先の自然なアライメントを感じられるようになるでしょう。外反母趾の方は、ぜひ数ヵ月間試してみてください。
さらに、スプレイを使用することで足の筋肉も強化されます。健康的な足のアライメントを保つことで、足のバランスを取り戻し、歩行や姿勢のサポートをするのにも役立ちます。
●テクスチャーインソール ナボソ インソール


足裏に刺激を与えるために作られた独自のテクスチャーでデザインされているテクスチャーインソールが、足裏を刺激し、足の強さをサポートします。足の裏には、テクスチャー(質感)、圧力、感触、振動を感じる神経があり、それぞれの足の小神経は、この情報を脳と脊椎に送り、運動とバランスをコントロールできるようにしています。これらの神経がうまく機能し、脳に適切な情報を送るために必要なのが、刺激。
足裏の感覚を物理的に刺激することで、姿勢とバランスをサポートします。足の機能を健康に保つことは、足と体のアライメントを保つことに貢献し、外反母趾の原因のひとつであるオーバープロネーション(過回内)を防ぐことも期待できます。
●2WAYコンディショニングボール ナボソ ニューロボール


ナボソのパートナーであるラッドローラー社と提携し、足と下腿をケアするコンディショニングボールを共同開発しました。ニューロボールの外側は米国得した特許を取得したテクスチャー(US 11,642,279 B2)で、内側には小さくて滑らかなRADローラーが付いています。
ニューロボールで足の裏を圧迫します。そうすることで、神経が密集している足裏を刺激し、足のリフレッシュにつながります。緊張が減るということは、関節の圧迫が減り、可動性が向上することも考えられるでしょう。
外反母趾を予防するうえで、毎日足のケアを行うことはとても大切。Dr.エミリーが、ニューロボールを使った5点フットリリースの方法を動画でわかりやすく説明しています。
ニューロボールを使っても外反母趾を内側に整えることはできませんが、こうしたフットリリースを行うことで、足の機能を整え、外反母趾を予防する一助となるでしょう。
●レスキュー・ループ by フィートネス
レスキュー・ループは、フィットネス専門家のイリア・カバーニャが発案者で、バネでつながった革製の輪を持つエクササイズツールです。イリア・カバーニャは、フィートネス・ワークアウトの考案者でもあります。
小さな輪は、足の親指にかけて小さな細かい筋肉を鍛えるときに使い、そして大きな輪は、足と脚をつなぐ大きな筋肉を強化するために使います。
フィートネス・ワークアウトで使用されるレスキュー・ループは、足を強化し、母趾とその周辺のバランスを良くします。フィートネスによれば、レスキュー・ループを使って週に2回、10分間運動すれば、足と足首を鍛えるのに十分だといいます。
●ペディ・クチュール・サンダル
ペディ・クチュール・サンダルは、快適な中敷、ゆったりとしたスタイル、さまざまなストラップの色と素材があります。そして特別なのは、つま先が広がっていることです。
つま先の狭い靴はつま先同士をくっつけてしまいますが、このサンダルはつま先が十分に広がるスペースがあり、足指を広げることは、外反母趾の痛みや不快感を和らげるエクササイズになります。
ペディ・クチュール・サンダルは足指をやさしく整え、本来あるべき自然に整列した状態を保てるように訓練します。
外反母趾にならないよう、または進行を遅らせるには、足を丈夫かつ健康に保ちましょう。
ナボソ スプレイなどのサポートグッズは、つま先をより自然なアライメントに整えるのに最適です。エクササイズや運動で足を鍛えたら、ナボソ ニューロボールで心地よいケアを。そして最後にナボソ インソールで足裏の感覚を刺激し、丈夫な素足で過ごしましょう!
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6月 30, 2023 | ブログ, 執筆:Dr. Emily Splichal, 足・手・からだの健康
世界中で年間200万人以上が罹患しているともいわれる、一般的な足の疾患、足底筋膜炎 。
かかとの骨とつま先をつなぐ、足の底を走る太い帯状の繊維組織「足底筋膜」の炎症が痛みの原因になります。患者の多くは、かかとの骨の中央下部にある足底筋膜の起始部付近に痛みを感じるとされ、その痛みや不快感は、日常生活に大きく影響します。さまざまな治療法がありますが、痛みを治すための感覚的・感触的なアプローチは、画期的な対処方法です。
足底筋膜炎とその原因、そしてなぜ感覚に焦点をあてた解決法が足の痛みを管理し、解決するのに効果的なのかを探っていきます。

足底筋膜炎とは
足底筋膜は、足のアーチを支え、歩行やランニング時など体重を支える活動中の衝撃を吸収するという重要な役割を担っています。
この組織が過度のストレスを受けたり引き伸ばされたりすると、コラーゲン繊維が微小に断裂し、修復反応が引き起こされます。この修復反応がうまく管理されないと、最終的に足底筋膜炎として認識される鋭い足裏の痛みにつながります。
【一般的な症状】
- かかとや土踏まずの刺すような痛み
- 静止後の運動障害や痛み
- 動けば痛みは治まるが、長時間の運動や立ち仕事の後に悪化することがある
主な原因
発症する可能性は誰でもありますが、足底筋膜へのストレスやかかとの痛みを引き起こす原因として例えば以下のようなものがあります。
- 足底の使い過ぎと過度の衝撃
- ハイアーチや扁平足などの足のタイプ
- 合わない靴
- 加齢や体重増加

“感覚的”治療法
従来の治療法は、炎症や痛みを抑えること、ストレッチを行うことに重点を置いていました。
一方、感覚的なアプローチは、根本的な原因に対処し、効果的な緩和をもたらすユニークかつ包括的な治療法です。
ナボソのテクスチャーは、感覚を刺激し、動作をサポート。米国特許を取得した(US 11,642,279 B2)ピラミッド型の2点識別テクスチャーが特徴。足裏の感覚とバランスをサポートすることで、よりよいカラダの動きを目指します。

さらに、ナボソのリカバリーコレクションは、かかとの痛みと闘うあなたを朝・昼・夜と足から支えます。
MORNING
朝の準備時間に、ナボソ ニューロボールを使った5分間のフットリリース! これにより、血液循環を改善し、筋肉の緊張を和らげ、足底筋膜を緩めます。ぜひ上記の動画をご参考に試してみてください!
DAYTIME
ナボソ インソールを靴の中にイン! このインソールは足裏を刺激し、動作、姿勢、バランスをサポートします。1日中足のつながりを保ちましょう!

NIGHT
ナボソ スプレイで足の指を広げストレッチ! 足裏を開き、足底筋膜の緊張をほぐしましょう。1日の終わりにわずか30分間の使用でも足をリセットできます。

これらの製品は、単品はもちろん、セットでも購入可能です!

人気アイテムを組み合わせた「ナボソ デイリーケアセット」
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6月 15, 2023 | ブログ, 執筆:Dr. Emily Splichal, 足・手・からだの健康
アメリカでは、毎年約80万人が罹患し、約16万人が関連死しているといわれる脳卒中。
脳卒中患者の多くは、一命を取り留めるものの、運動機能の低下など脳卒中の後遺症に直面することが少なくありません。このような症状は、日常生活を送る上で大きな支障をきたし、ひいては生活の質を低下させることになりかねません。
もしあなたやあなたの大切な人が、脳卒中の後遺症、特に歩行やバランスの維持に関する問題に直面しているなら、状況を改善するためにできることがあります。
脳卒中のリスクファクターと原因
脳卒中は、脳への血液循環が遮断され、酸素が不足し、最終的に脳細胞が死んでしまうことで起こります。そのため、脳卒中は脳梗塞とも呼ばれます。
脳が血液や酸素不足になると、数分以内に脳細胞が死滅し始め、思考、感情のコントロール、動作、言語に関する能力が損なわれます。
脳卒中の最も多いタイプは、「虚血性脳卒中」と呼ばれる血流の滞りによって引き起こされるものです。これは、首や脳にある血管内の血栓、体の他の部位から移動した血栓、脳につながる動脈の狭窄という3つの閉塞のうちのひとつによって生じます。
2つ目のタイプの脳卒中は、脳や脳周辺の出血によって起こるもので、「出血性脳卒中」と呼ばれます。
年齢、家族歴、性別など、自分ではコントロールできない危険因子もありますが、喫煙、高血圧、糖尿病、肥満、高コレステロールなどの危険因子はコントロールすることができます。

脳卒中が運動機能に与える影響
脳卒中は、世界中で最も一般的な身体障害の原因のひとつであり、生存者の約80%が体の片側に動作の障害を経験すると言われています。
多くの場合、麻痺は脳内の損傷が起きた側と反対側の体に起こります。例えば、脳卒中で左半球が損傷した場合、右半身に脳卒中後の麻痺の症状が出ます。
脳のさまざまな部位が損傷するため、さまざまな症状が現れますが、小脳が損傷すると、姿勢、バランス、歩行に問題が生じます。
代表的な症状(※)
脳卒中後、バランスに問題が生じることが多く、めまいを引き起こし、転倒のリスクが高まる
この一般的な歩行障害は、脳卒中後遺症の患者さんが衰弱や麻痺のために足の前部を上げられない場合に起こる
協調運動障害には、知覚・視覚の問題、めまいや運動失調(異常で協調性のない動きを伴う)の発生などさまざまな要素が絡んでいる
感覚入力の障害により、しびれやピリピリ感が生じることがある
これらの症状に加えて、視力低下や前庭系の障害(平衡感覚や空間的な方向性などの変数を制御する)が起こる可能性があり、体を安定させ、ひいては運動機能を維持するのが難しくなることもあります。
(※これらに限定されるものではありません)

回復のために何ができるのか?
上述したように、脳卒中後の歩行に関する問題には多くの要素があります。そのため、脳卒中後に運動能力を回復させることは、最重要&重大な課題のひとつなのです。
運動能力を回復させるためには “バランスと感覚問題” を解決しなければなりません。脳卒中は中枢神経系の働きを変えることが多いため、
感覚神経は身体から脳へ、またその逆のメッセージの送信に支障をきたすことがあります。
そのため、研究者は脳卒中後の歩行を改善し、神経可塑性(脳が新しい結合を形成する能力)を高めることを目的として、非侵襲的な脳刺激に注目することが少なくありません。脳の可塑性は、動物モデルでも人間でも確認されています。
脳卒中の合併症は、重症度や回復能力に個人差はありますが、目標に沿った脳卒中リハビリテーションによって、再び歩くことは可能です。
身体運動と治療
運動能力向上エクササイズと関節可動域療法(ROM)はどちらも理想的で、協調運動から筋力UPまで、筋肉の緊張を和らげる理想的な治療法です。
脳卒中後の患者さんの多くは、トレーナーや理学療法士と一緒に、一人ひとりに合ったエクササイズプランを立てて取り組んでいます。
これらのエクササイズは多くが足腰に焦点を当てたものですが、腕のエクササイズにおいても、脳卒中発症から数ヶ月、場合によっては数年後に歩行能力を改善する可能性があることが発見されています。
アメリカ生理学会による研究でも述べられているように、「関連する歩行の改善は他の治療法ほど強力ではないかもしれないが、
腕のサイクリングトレーニングは、リズミカルな歩行と協調性に寄与する、肢間ネットワークを活性化する」ことができます。

技術支援ツール
最新の研究と技術を駆使した革新的なデバイスが数多く登場しています。中でもNaboso(ナボソ)は、足裏の感覚刺激と “ベアフットサイエンス” とを融合させたものです。
足裏の神経を刺激することで、バランスと姿勢をサポートし、歩行パターンや全体的な運動制御に良い影響を与えることが分かっています 。
また、短下肢装具(AFO)も、足が下がることで生じる合併症に対処するために有効な注目の分野です。この場合、足が下がる原因は、神経の損傷、筋力低下、またはその両方である可能性があります。
しかし、原因に関わらず、足部低下の治療には安定性を与え、積極的に歩行改善するべくAFOが使われる傾向があります。
電気神経刺激
「Journal of Rehabilitation Medicine」に掲載されたこの2018年のレビューをはじめ、さまざまな研究が経皮的電気神経刺激(TENS)の効果に着目しています。
7件のランダム化比較試験に基づき、TENSは痙縮の大幅な軽減に加え、脳卒中患者の歩行速度や静的バランスの向上と関連することが明らかにされました。
歩行能力の妨げとなる症状への対応
個々の症例はそれぞれ異なり、脳の損傷を元に戻すことはできませんが、積極的なリハビリは、特に歩行に関して長期的に最良の結果につながります。
脳卒中後の改善の可能性は、最初の欠損によって異なりますが、脳卒中生存者の65~85%は、脳卒中後6ヵ月以内に歩行を再開しています。
運動は一般的な治療法ですが、患者さんの姿勢やバランスが悪いと治療方針がさらに複雑になることもあります。
そのため、特に互いに独立した治療法でないものが推奨されます。例えば、ナボソ インソールを用いた積極的な歩行リハビリ等で、
患者さんの歩行能力改善をサポートします。
米国特許取得済みの独自のテクスチャーが感覚にアプローチし、足の健康やバランスをサポート
神経系を刺激することで、患者さんの機能を回復させ、バランスなどの要素を改善する。このような革新的な技術が人々の生活を変えています。

さらに詳しくは公式HPから!
