洗練された外見、自在に動ける身体、フレッシュな若々しさ……いつまでも願ってやまないものです。その一方で、年を重ね、仕事や学校、家族、友人との関係で責任が増えるにつれて、健康やフィットネスに割く時間は減っていきがち。ジムにいる時間を減らしても同じ結果が得られたらいいのに、なんてそれは無理な話と思いきや、それを可能にしてくれる方法があるんです。それが「バイオハック」!
バイオハックとは?
バイオハックとは、文字通り「バイオ(bio)をハック(hack)」する、つまり人間の生理学的状態を最高の状態にもっていくこと、または生物学的メカニズムをより効率的にコントロールする方法を見つけることです。これには睡眠、栄養、メンタルヘルス、体力、回復などの分野が含まれます。
初めて知ったという方、バイオハックという概念をポジティブなことと捉えてくださいね(狂った科学者が研究室にこもって自分の体にコンピューターチップを埋め込んでいるのとは違いますよ)
バイオハックとは、健康のさまざまな側面を活性化させたり、効率を高めたりするアプローチ、健康要素の向上をサポートしてくれる概念です。言うなれば、自分の身体と老化システムを自らコントロールしていくということです。
バイオハックはフィットネスに応用できる?
もちろんできます! 例えば……
- 運動の前や最中にカフェインを摂取するとパフォーマンスが向上する *1
- 運動後に分枝鎖アミノ酸(BCAA:筋肉のエネルギー代謝に関与する3種類の必須アミノ酸 – バリン・ロイシン・イソロイシン)を摂取すると筋肉の回復や筋肥大を促進する
- キネシオロジーテープにより固有感覚を刺激し、筋肉の活性化を高める
(狂った科学者じゃないでしょう?)
*1 カフェインとパフォーマンスとの関係について、国際スポーツ栄養学会(ISSN)の見解 | スポーツ栄養Web【一般社団法人日本スポーツ栄養協会(SNDJ)公式情報サイト】 (sndj-web.jp)
さらに、バイオハックの中でも私が特に気に入っているのが、運動効果をさらに向上させるための ナボソ “ベアフットサイエンス”(裸足 科学)の応用です。
冒頭で言ったように、現代の私たちはとにかく時間が足りない! 裸足のトレーニングを取り入れることで、運動をより効率的に“ハック”でき、フィットネスの目標を早く達成することが可能になります。ベアフットサイエンスを取り入れたバイオハックのトップ4を伝授しましょう。
ナボソのベアフットサイエンス バイオハック4選
1. 裸足でバランス感覚を高めるフットリリース
まず運動を始める際、足裏のトリガーポイント(痛みの引き金となる箇所)のリリースを5分間しましょう。2015年の研究では、5分間のトリガーポイント・リリースが、片足の安定性と姿勢コントロールの即時改善と関連していることが示されています。
このトリガーポイント・リリースを誰かにやってもらうのは効率が悪いので、代わりにひとりでできるニューロボールを使うのがオススメです。中に入っている小さな丸いラウンドで、足裏の内在筋にアプローチもできます。朝・夕方・運動前に5分程度行うと良いでしょう。
2. 裸足と全身振動刺激で神経系をさらに活性化
固有受容の観点から、全身振動刺激は神経系を活性化させる最も効果的な方法のひとつと言われています。足は固有感覚を刺激する入り口でもあるので、裸足で全身振動刺激を、さらに独自のテクノロジー「3次元ハーモニック振動」を用いたプラットフォーム、パワープレートを使ってさらなる刺激を入れることをオススメします。
3. 裸足で足から体幹の一連の動きを行い、体幹の強さを向上させる
体幹。安定性とパワーの核。あらゆるダイナミックな動きやエクササイズにおいて、体幹の強さと安定性は、人体を通して力が生み出されたり、伝わったりする上でとても重要です。
足。安定性の基盤であり、身体と地面の唯一の接点。EBFA(Evidence Based Fitness Academy)が「foot to core sequencing」と呼んでいるように、足から体幹を強化することがより効率的であると研究によって明らかになっています。
4. 足裏の機械受容器でバランスを改善する
姿勢コントロールと動的安定性には、視覚・前庭・関節固有受容器・足裏の皮膚という4つの入力システムの統合が必要です。この4つのシステムの中で、最も重要でありながら見落とされがちなのが足裏の皮膚です。
足裏の皮膚には何千もの小さな機械受容器があり、それらすべてがさまざまな刺激に敏感に反応します。足の裏に入ってくる最も重要な刺激のひとつが振動。私たちは振動を、足が地面を蹴る時にどのくらいの力がかかっているかを知るためだけでなく、動的バランスの維持にも活用しています。
靴を履くと、私たちの神経系は鈍くなります。こうした足への神経刺激の遅れは、一般的には感知しにくいわずかなものですが、体の動かし方が正しくなかったり、関節や筋肉の一部に余計な負担がかかりやすいことへとつながり、その状態が続いた結果、蓄積された痛みから深刻な身体的外傷が生じるのです。
裸足でトレーニングするときは、神経系をバイオハックするために、ナボソのテクスチャーで足裏への刺激を取り入れましょう。上記に挙げたような裸足でエクササイズを行うときは、ナボソ トレーニングマットを活用する絶好のチャンスです!
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