4月 4, 2023 | インソール, ブログ, 執筆:Dr. Emily Splichal, 目的にあわせたナボソ活用術
私たちは、ナボソのインソールの使用感や機能をとても気に入っています。その一方で、あまりに気持ちの良いインソールは交換するタイミングを忘れがちです。
毎日履いたり、衝撃の強い運動をすると、だんだん磨り減ってきて本来の効果を発揮できなくなるインソール。では、どのくらいの頻度で交換するべきでしょう? また、他のアーチサポートインソールと同様、ナボソインソールも磨耗するのでしょうか?
インソールを交換するベストなタイミング、4つのサインをご紹介します!
サイン 1:使用期間
ナボソ インソールの平均寿命は、市販されているインソールと同様に6ヶ月から1年。6ヶ月以上使用して、履いたときの刺激が少なくなってきたと感じたら、それは買い替えのサインかもしれません。使用頻度、活動の種類、インソールの経年変化は、交換時期の大きな目安になります。
サイン 2:臭い
インソールの臭いが気になる、イヤな臭いが取れない……それは処分する時が来たというサインでしょう。足が汗をかくと細菌や真菌が繁殖し、臭いを引き起こす原因にもなります。
サイン 3:すり減り
ナボソ インソールの突起部分がすり減って平らになってきたと感じたら(特にかかと部分)、交換のサインです。すべてのインソールや靴にいえることですが、特定の足型や活動によりインソールの摩耗が早まることもあります。
サイン 4:傷み
水濡れ、切断、その他さまざまな理由で破損した場合は、言うまでもなく交換しましょう。破損したインソールは期待した効果を発揮できません。
インソールを長持ちさせるコツ
足の健康を守るべく、ナボソ インソールに投資してくださった皆さんにとっておきのアドバイスを。より長く効果的にお使いいただくために2つのポイントをお伝えします。
- こまめに洗濯すること
週に一度は抗菌剤入りの石鹸で洗うことをオススメします。
特に、ソックスを履かずにインソールを履いて運動するという方はぜひ!
- 交互に使用すること
少なくとも2組のインソールを交互に使用することをオススメします。
ひとつのインソールに過剰な反復圧力がかかるのを防ぐことができます。
さて皆さんのインソール、そろそろ交換や2足目を購入するタイミングではないでしょうか?
ナボソ インソールが気になった方はこちらから!
目的やレベルにあわせて選べる4種類
自分に合ったインソールを知りたい方はこちら
ブログ記事「あなたに最適なナボソインソールは?」

さらに詳しい情報は公式HPへ!
3月 23, 2023 | ブログ, 執筆:Dr. Emily Splichal, 足・手・からだの健康
インターネットの出現により、特にヘルス&ウェルネスの分野では簡単に情報を得られるようになりました。WebMDのようなサイトや、私が「Dr Google」と呼んでいるサイトを使用すると、誰もが自分の症状を検索し、多くの場合自己診断できるようになりました。
.…と聞くと一見良いことのようにもとれますが、情報化時代にはマイナス面もあります。それは、情報の正確さです。
理論的には誰もが専門家を名乗ることでき、インターネット上でコンテンツを作成できます。以下は、足の悩みにまつわる迷信でよく私たちがよく目にするものです。これらが正しい情報かどうか、一緒に確認していきましょう。
迷信 1 – “外反母趾は悪い靴が原因”
これはおそらく、インターネット上だけでなくそれ以外でも誤解されていることのひとつです。外反母趾は、足の長い骨 (中足骨) のずれにより、親指の近くの足の内側に隆起を引き起こします。
外反母趾は、狭い靴のせいだと思われがちですが、実は足、特に第1足根中足関節と呼ばれる部分の不安定さと可動性過多が原因です。扁平足や過度の回内、靭帯の緩みがあると、この足の関節の安定性が失われます。
外反母趾の予防には、足と股関節を強化し、感覚にアプローチするインソールまたはアーチサポートを着用や、足指セパレーターを日常生活に取り入れることも有効でしょう。
迷信 2 – “インソールなしでは足を支えられない”
迷信1からに基づいて、特定の足のタイプはインソールなどの装具でサポートが必要なこともありますが、これは少数派の足です。
私たちの大多数は、アーチを動的にサポートする能力を持っています – 足を強化する必要があるだけかもしれません。足とアーチを強化するのに最適なエクササイズの 1つはショートフットエクササイズです。
迷信 3 – “すべての子どもは扁平足から成長する”
すべての赤ちゃんは扁平足で生まれ、足のアーチは6~7年かけて発達します。そうは言っても、2~3歳頃に靭帯の緩い足を持つ子どもは、足が崩れやすく、装具を使用した方がいい場合があります。
さて、この数パーセントの子どもたちに装具の効果が期待できますが、靴を履かずに遊ぶことにより裸足や感覚の強い刺激を取り入れることも重要です。
迷信 4 – “No pain, No gain”
これは、特に現役または元アスリートにとって大きな問題です。“No pain, No gain”の考え方は、慢性的な痛みや軟部組織の損傷を起こしやすいです。
痛みが再発するたびに、軟部組織が炎症細胞にさらされ、コラーゲンの粘着性と変性が生じます。代わりに、私たちは体の声に耳を傾け、毎日の足のリカバリーを予防的に組み込むという考え方を教えようとしています。
ナボソ ニューロボールのようなツールを使用したフットリリースのような簡単なもので、足の疲労や怪我のリスクを相殺することが期待できます。
足の細部まで心地よくケアできる2WAYコンディショニングボール
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迷信 5 – “神経障害のある人は、常に靴を履いていなければいけない”
これには丁寧な説明が必要です。
神経障害のある人に裸足と感覚刺激を勧めるときは、裸足でのセッションの前後に足のチェックを行い、常に清潔で安全な環境でこれが行われるようにすることを前提としています。
ナボソマットのようなツールの上に立つなどの裸足の感覚刺激が、神経障害のある人にとって非常に重要な理由は、これらの神経が刺激されずに放置されると、感覚が弱くなっていく一方だからです。
神経障害のある人の足底神経を刺激する他の優れた方法は、足の循環を促進するようなツールを活用することや、振動を起こすプラットフォームに立つこと、また、ナボソインソールのようなインソールを使用することです。