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矯正インソールは足を強くするのか、弱くするのか?

矯正インソールは足を強くするのか、弱くするのか?

「矯正インソール」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?

医療器具?
足の機能に役立つもの?
高価な中敷き?
それとも、単なる過剰なアーチサポート?

足の機能に関する議論の中で、特に物議を醸すトピックのひとつが、オーダーメイドの矯正インソールやアーチサポートの“メリット”と“過剰使用”に関する問題です。ナボソの創設者であり足病医であるエミリー・スプリカル博士に話を聞きました。

 

オーダーメイドの矯正インソールとは何か?

物議を醸しそうなこのトピックに入る前に、まず矯正インソールとは何かから説明しましょう。
Wikipediaによると、“orthotics”(オーソティクス)とは「神経筋および骨格系の構造的および機能的特性に影響を与えるために外部から適用される器具」と定義されています。インソールの場合、その器具が支える対象は「足」です。

すべてのインソールにはいくつかの重要な特徴があり、それらは足や足首のサポートや機械的コントロールを提供するために設計されています。

 

矯正インソールの主な特徴

  1. インソールシェル
    通常、硬質または半硬質のポリプロピレン製で作られており、インソールの最も重要な部分です。足の形状やアーチの位置に合わせて設計されます。
  2. ヒールシート
    かかとを支える部分で、かかとの骨を包み込む深いヒールシートがあると、後足の動きをよりコントロールすることができます。
  3. リアフット(後足部)ポスティング
    シェルに次いで足の機能や力学に影響を与える重要な部分です。主に「内在型」と「外在型」の2種類があり、どちらも足のコントロールに効果的ですが、外在型はサイズが大きくなるため靴に合わない場合があります。
  4. トップカバー
    インソールの表面部分で、シェルの端からつま先まで覆うか、部分的にカバーするかは利用者の好みによります。

患者さんそれぞれの足の特定の不均衡や痛みの症状に応じて、「内側フランジ」や「モートン反転延長」、「ホエールパッド」などの調整が加えられることがあります。

 

矯正インソールで治療される一般的な症状

矯正インソールでよく治療される症状のひとつが、「オーバー・プロネーション(過回内)」や「扁平足」です。 スプリカル博士は特に靭帯のゆるみや過可動性の扁平足をもつ人にとって、矯正インソールは有益だと考えています。

その他の症状にも次のようなものがあります:

  • 外反母趾
  • 足底筋膜炎
  • モートン神経腫
  • 後脛骨筋腱炎
  • アキレス腱炎

 

矯正インソールは足を強くするのか、弱くするのか?

この点については賛否が分かれますが、研究では、オーダーメイドのインソールやアーチサポートを長期間使用すると、足の小さな筋肉が弱くなる可能性があることも示されています。

この理論を支持するいくつかの最近の研究では、一方でミニマルシューズを履くことで足の筋力が実際に強化されることも分かっています。

裸足でのトレーニングや足の内在筋エクササイズ、ミニマルシューズの支持が高まる中、スプリカル博士は、最適な足の機能を得るために、サポートと自然な動きの両方を組み合わせて使用することを勧めています。

もしオーダーメイドのインソールを使用している場合でも、ナボソのインソールのような製品を用いて足の感覚を強化し、感覚を刺激することを日常的なプログラムに取り入れると良いでしょう。

 

スプリカル博士はすべての患者に対して、少なくとも1日30分は靴やインソールを外し、足を刺激して目覚めさせることを推奨しています。

足の機能や健康についてさらに詳しく知りたい方は、こちらから!

サポートしながら強い足へ。唯一無二の “アクティブ” アーチサポートとは?

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「アーチサポート」の盲点

扁平足や足底筋膜炎、外反母趾――人々がアーチサポートやカスタムインソールを求める理由はさまざまです。

足裏のアーチをサポートするという利点がある一方でアーチサポートや矯正インソールを長期的に使用することで、かえって足の筋力が弱くなる可能性があるという指摘も。

足の筋力が衰えると、足底筋膜炎やアーチの崩れ、疲労骨折など、さまざまな足のトラブルを引き起こす可能性があります。また、アーチが崩れると扁平足になりやすく、さらにそれが外反母趾を引き起こすことも少なくありません。

2020年のProtopapasらの研究によると、カスタムインソールを3ヶ月使用した後、足の内在筋(特に短趾屈筋と母趾外転筋)のサイズが最大17%減少することがわかりました。

このような研究結果からも、ただ機械的アーチサポート(ブレースのように足を固定するもの)を使うだけでは、将来的に足の筋力低下や怪我を招く可能性があることが示唆されています。

では、アーチサポートが必要な人はどうしたらよいのでしょうか?

ナボソは、足の筋力低下を防ぐために従来のアーチサポートをよりパワーアップさせ、新しい体験を提供するべく、さまざまな取り組みを続けてきました。

 

 

ナボソ フォームインソールの登場

ナボソのフォームインソールは、足裏からの刺激で足を目覚めさせ筋肉のサポートを促すナボソ独自のテクスチャーを採用した初めてのアーチサポート。

 

 

米国特許を取得済み(米国特許第11642279号)のテクスチャーは足に刺激を与えるための独自の形状、高さ、間隔を取り入れ開発されています。足の細部の感覚を刺激し、疲労や痛みにアプローチしながら足の筋力低下にならないようにサポートする画期的なアーチサポートです。

日本では11月12日に発売されるナボソ フォームインソール。全9サイズ展開、お手入れが簡単なシリコーン素材でどんな靴にもフィットするようにカットすることができます。

足のトラブルにお悩みの方や立ち仕事をされている方、足を酷使する方などにオススメ。詳しくはぜひ商品ページをご覧ください!

 

(参考)

【全2回連載】“ワークアウトリカバリー”(運動後の回復) が健康で長生きするカギかもしれない【後編】

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運動後のリカバリーと長寿の科学

前回は運動:ランニングと筋力トレーニングがいかに健康長寿につながるかその科学的影響についてお話ししました。今回はそれらの健康に対する影響を最大化する“リカバリー”について掘り下げ、その効果や具体的なテクニック、ツールなどを説明していきます。

運動後のリカバリーは、あらゆるフィットネスプログラムの重要な要素です。リカバリー期間中に身体は自己修復し、運動のストレスに適応し、さらに強くなります。このプロセスは、栄養、睡眠、ストレス管理などの要因に影響される複数の生理的メカニズムに関わります。リカバリーが長寿に与える効果とは:

  1. 筋肉の修復と成長:特にレジスタンストレーニング後は筋繊維に微小な損傷が発生します。リカバリー期間中に身体はこれらの損傷を修復し、タンパク質合成が促進されます。適切なリカバリーは筋肉の強化に繋がり、長期的な健康的な筋力維持に寄与し、高齢期の移動能力や自立をサポートします。
  2. エネルギーの回復:運動中に筋肉のグリコーゲンが消費されますが、リカバリー期間中に炭水化物を摂取することで、これらのエネルギーが補充されます。適切なエネルギー補充は、持続的な運動と代謝の健康に欠かせません。
  3. 炎症の抑制:運動は急性炎症を引き起こしますが、これは自然な回復プロセスの一部です。しかし、慢性炎症は健康に悪影響を及ぼし、年齢に関連する多くの疾患と関連しています。適切な休息と栄養補給を含む十分なリカバリーは、栄養や休息を通じて炎症レベルを調整し、慢性炎症を防ぎ、長寿をサポートします。
  4. オーバートレーニング症候群の防止:適切なリカバリーがない状態で過度に運動を行うと、疲労やパフォーマンス低下、怪我のリスクが増加します(オーバートレーニング症候群)。適切なリカバリーを確保することで、バランスを保ち、一貫したトレーニングをサポートし、長期的な健康リスクを減少させます。
  5. 心血管の健康の向上:リカバリーは単なる休息ではなく、ナボソ ニューロスティックのようなアクティブリカバリーツールを活用して血行を改善し、筋肉から老廃物を除去することも含まれます。このプロセスは、心血管疾患のリスクを軽減します。
  6. 睡眠の質の向上:運動とリカバリーは睡眠の質と密接に関係しています。定期的な運動はより良い睡眠を促進し、リカバリーに必要な修復プロセスが睡眠中に行われます。適切な睡眠は効果的なリカバリーを支え、良いサイクルを生み出します。
  7. 心理的なメリット:リカバリー期間は、強度の高いトレーニングによる身体的および精神的ストレスからの休息を提供し、バーンアウト(燃え尽き症候群)のリスクを減少させ、幸福感を向上させます。メンタルヘルスはフィジカルヘルスと同様に、より長く健康的な人生をおくる上で大切です。

リカバリーの効果を最大化するためには、適切な栄養、休息、アクティブリカバリーテクニック、ストレス管理などを組み合わせた包括的なアプローチが必要です。これを最適化するナボソの3つのツールを紹介しましょう。

 

 

ナボソ ニューロスティックを使ったウェイトトレーニング後のリカバリー

ウェイトトレーニングに取り組む人にとって、リカバリーは筋肉の成長ポテンシャルを引き出すために最も重要です。この段階で活躍するのがニューロスティックです。フィットネスの専門家からも支持されているこの製品は、激しいウェイトトレーニング後のリカバリー期間中における生理反応にアプローチします。

他の一般的なリカバリーツールとは異なり、ニューロスティックにはナボソテクスチャーが付いており、強化された感覚入力とプロプリオセプション(固有受容感覚)を提供します。

ニューロスティックの特徴は、感覚へもプローチすることが期待できる点です。ユニークかつ革新的なデザインとアプローチにより、筋肉のリカバリーだけでなく、皮膚表面の固有受容器にもアプローチします。その結果、筋肉のリカバリーとともに感覚入力も高め、全体的な質の向上が期待できます。また、ニューロスティックは持ち運びしやすく、軽量でジム、自宅、または出張先でのフィットネスルーティンを維持するのに便利です。

 

 

ナボソ ニューロボールを使ったランニング後のリカバリー

フィットネスリカバリーにおける革新的なアイデアとして広く知られているニューロボールは、厳しいランニング後の筋肉のリカバリーに新しいアプローチを提供します。このツールは、感覚刺激の原理を利用して、より包括的で効果的な筋肉のリカバリーを促進します。このボールの特性は、感覚入力を高め、皮膚と神経の循環にアプローチする点にあります。

特にランナーは、ニューロボールを使ったリカバリーセッションを日常のルーティンに取り入れることで、大きなメリットを享受できます。筋肉の痛みがある箇所をニューロボールで刺激することで、ランニング後の筋肉の緊張を和らげ、回復プロセスを加速します。強度の高い有酸素運動で生じることの多い筋繊維の微細な損傷の治癒に対してのアプローチとして、気になる部分にニューロボールを押し当てて血流を促進させることは有効だと考えます。

身体的な回復だけでなく、ニューロボールは固有受容感覚(プロプリオセプション)にもアプローチします。固有受容感覚は、身体が空間における位置や動きを認識する能力を表し、アスリートのパフォーマンスを向上させるための重要な要素です。固有受容感覚の向上は、筋肉の協調性を改善し、怪我のリスクを減少させ、今後のランニングセッションの効果を高めます。

 

 

ナボソ インソールを使ったリカバリー

ナボソの革新的なインソールは、アクティブな運動だけでなく、日常の歩行中にもパッシブリカバリーをサポートするために設計されています。これらは、固有受容感覚にアプローチする独自のテクノロジーを採用しており、感覚的なフィードバックを強化することで姿勢、バランス、全体的な身体のパフォーマンス向上を促します。

このインソールは、足裏の感覚を目覚めさせ、筋力やバランスの向上に着目した独自のテクスチャーを活用しています。常に感覚刺激を提供する役割を果たし、シンプルな散歩を筋肉の回復や神経の活性化に役立つ強力な手段に変えます。

このインソールを、普段はいている靴やサンダルに入れて日常的に足裏の感覚に刺激を与えることは、運動パフォーマンスの向上や身体の自然な回復プロセスをサポートすることでもあり、日常にリカバリーの要素を組み込むということでもあります。

 

 

ナボソのリカバリーツールと共に歩む“健康長寿ライフスタイル”

確かに、運動は健康で長生きするためのカギとなる要素です。しかし、運動の強度がすべてではないことをお忘れなく。運動による幅広いメリットを得るためには、強度よりも継続性が重要です。自分自身のために毎週運動を続け、ライフスタイルに調和した持続可能なルーティンとすることが大切です。しかし、そのためには「エネルギー」が必要不可欠な要素です。

この十分なエネルギーは、適切なリカバリーに集約されます。健康で長い人生への道のりは、汗を流すことや努力だけで作られているわけではありません。運動の後、どのようにリラックスし、エネルギーを補充し、次のセッションに備えるかも同じくらい重要です。

ナボソは、リカバリープロセスを向上させるために綿密に設計された革新的なツールを提供しています。ウェイトリフティングのリカバリー時に使うニューロスティック、ランナーのためのニューロボール、リハビリとしてのインソールなど、ナボソはあらゆる角度からのサポートを考慮しています。

これらのツールをご自身のフィットネスルーティンに取り入れることで、運動後のリカバリーを最適化するだけでなく、日常生活に持続的なリフレッシュをもたらします。この長期的な戦略は、毎週のモチベーションを高め、身体活動と健康長寿のライフスタイルを手に入れる相棒となってくれるはずです!

 

 

(参考)

これって成長痛? 子供のかかとの痛み、よく見られる3タイプの予防と対策

これって成長痛? 子供のかかとの痛み、よく見られる3タイプの予防と対策

かかとの痛みは、過度な運動や加齢、足へのストレスと関連することが多く、大人の足の症状と思われがちですが、実は子供にも起こりやすかったりします。青年期のスポーツや靴の締め付け、成長期、扁平足、肥満などは、子供のかかとの痛みの最も一般的な原因です。

子供に見られるかかとの痛みにはいくつか疾患があり、以下はよく見られる3つのタイプです。

 

 

踵骨骨端症

別名「シーバー病」ともいわれる踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう)は、かかとの後方にある踵骨骨端核(かかとの骨の骨端軟骨より先の部分)の炎症です。この疾患は7~15歳に多くみられ、典型的にどちらか片側のかかとの痛みとして現れ、長時間立ったり走ったりすると痛みが増します。

通常、左右どちらかのかかとを圧迫したとき、痛みや熱感を繰り返し生じることにより診断されます。急性期のシーバー病は、一般的にREST(安静)、ICE(冷却)、ヒールリフト(踵に体重をかけないこと)、ふくらはぎの筋肉のマッサージを行い、踵骨骨端部が過度に引っ張られるのを軽減します。

症状は通常6~8週間で落ち着きます。

 

 

アキレス腱炎

アキレス腱(付着部)炎は、ストレスと炎症がアキレス腱に多いという点を除けば、シーバー病と非常によく似ています。また、アキレス腱炎と踵骨骨端核の炎症が同時に起こることも稀ではありません。

シーバー病と同じ様に、アキレス腱炎の治療には、REST(安静)、ICE(冷却)、ヒールリフト(かかとに体重をかけないこと)、ふくらはぎの筋肉と足の裏のマッサージが必要です。また、ナイトスプリントのような寝ている間に足がストレッチされる装置を使用したり、オーダーメイドの装具や感覚インソールを使用することが有効な子供もいます。

 

 

足底筋膜炎

かかとの痛みの主な原因は、かかと後部と足底の痛みと言われていますが、足底の痛みは子供にも起こり、足底筋膜炎が最も一般的な原因です。足首の可動性の制限や急激な成長に関連する最初の2つの症状とは異なり、足底筋膜炎は多くの場合、足のタイプに関連しています。さまざまな足のトラブルを引き起こすオーバープロネーション(過回内)や偏平足は、子供(大人も)の足底の痛みの最も一般的な原因の1つです。

それでは、子供をもつ親としてどんなことに気をつければよいのでしょうか?

 

 

 

予防と対策

足底筋膜のストレスや足底の痛みにアプローチすることを考え、まずは、子供用の装具や感覚インソールを取り入れてみてはいかがでしょうか。

感覚インソールの代表的なブランドとして、ナボソもオススメです。
ナボソのインソールは、目的にあわせて選べる全4種類。独自の形状、高さ、間隔を取り入れたテクスチャーが特徴で、足裏に刺激を与え、姿勢やバランスをサポートします。

ナボソ初心者の方やどのインソールにするか迷ったら、まずは日常遣いにオススメの「アクティベーションインソール」から!

 

ナボソ アクティベーションインソール

ナボソ アクティベーションインソール

 

さらに、足底マッサージやフットリリース、ショートフットエクササイズなどの足の強化エクササイズを取り入れることで、足底筋膜炎の痛みを軽減し、症状が治まった後の再発を予防しましょう。

 

 

フットリリースにオススメ! ナボソ ニューロボールはこちらから。

 

お子さんが痛みを感じている場合は、かかりつけの小児科医に相談するか、お近くの整形外科医に診てもらうことが大切です。
大人の痛みと同様、症状の対処が早ければ早いほど、回復も早くなります。

 

 

 

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足裏、足指の間の痛みやしびれ 神経鞘腫(モートン病)とは

足裏、足指の間の痛みやしびれ 神経鞘腫(モートン病)とは

モートン病、モートン神経腫とも呼ばれるこの「神経鞘腫」は、足の裏にある瘢痕化した神経組織で、部位では中指と薬指の間が最も多いとされています。この良性神経性腫瘍の原因のひとつは、つま先が細く、ヒールが高い靴を履いたり、外反母趾といった足の骨や筋肉への過剰な圧迫で、炎症を起こすことがあります。

「靴下に小石が入ったような感じ」
聞くと、何でもないことのようにも聞こえるこの感覚。が、神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)/モートン病を経験したことのある人なら、これがただ事ではない状況であることがわかるはず。

 

一般的な症状:
  • 足裏に小石のような塊がある感覚
  • 足指の間のしびれや痛み(主に中指~薬指の間)
  • つま先立ちや足を踏み出す時の鋭い痛み

 

症状を引き起こす一般的な要因:
  • 足指が広がるのを妨げ、中足骨頭部を圧迫するような足幅の狭い靴
  • 外反母趾や、外反母趾に合わない靴
  • 内在筋や筋膜の癒着や制限
  • 筋膜に負担をかけやすい不安定な足の状態

 

 

神経鞘腫に対する伝統的な保存療法には、注射、外部適用装置、理学療法などがありますが、その成功率はさまざま。
そこで、今回は神経鞘腫の痛みを和らげるため、伝統的な治療法以外の方法をご紹介します。

 

 

 

足指をストレッチ

まず、これは驚く人は多くないと思います。足指セパレーターを用いて足指のストレッチを行うことも非常に良いでしょう。

足指セパレーターを継続的に使用すると期待できること:
  • 足指と前足部周辺の細かい筋肉をストレッチする
  • 足指の自然なアライメントを維持し、足の圧迫を最小限に抑える
  • 前足部の循環をサポートする

ナボソの足指セパレーター、スプレイもオススメです。足指セパレーターその名の通り足の指を広げ、前足部のスペースをサポートするため、靴の中で1日中装着することができるのが理想的。そのためには、より幅広で自然な形の靴を履くのがよいでしょう。

 

 

 

 

 

リカバリーのためのリリース

体内の循環やリンパの流れを意識してマッサージを行うこともよいでしょう。

毎日のフットリリースの取り入れと意識すること:
  • 疲れた足の筋肉のマッサージ
  • 神経鞘腫周辺の筋膜組織
  • 足の内在筋の循環をサポート

半分に割ったナボソ ニューロボールに両足で乗り、足裏の5ヵ所を刺激するフットリリースもオススメです。その際、ニューロボールの中にある黒い小さなボール「RADマイクロ」を使うのもお忘れなく!

 

 

 

 

刺激してからの強化

最終ステップは、足の筋肉を活性化し、強化すること。そもそも神経鞘腫になる原因として、足の安定性の低下が考えられます。

不安定な足、過可動性の足、感覚の鈍い足はすべて、足の小指の関節の周囲で起こる反復的なストレスをサポートすることが難しくなっています。そのため、クッション性のないインソールを用いることで足を安定させることをオススメします。

テクスチャーインソールを靴に入れることで期待できること:
  • 足の裏の細かい神経、感覚を目覚めさせる
  • 感覚入力の向上による内在筋の強化
  • 足の循環を最適にサポート

足裏への刺激にはナボソ アクティベーションインソールを活用することもできます。このインソールの最大の特長は、既存のアーチサポートや装具の上から装着できること! ご自身の靴の形に合わせてインソールをカットし、靴に滑り込ませ、そのまま使用できます。

 

ナボソアクティベーションインソール

 

 

これらは神経鞘腫の症状をサポートする良い方法です。他の治療と並行して行うことができるかどうかは医師にご相談くださいね。